中共による生きた法輪功修煉者への臓器狩りの黒幕が急速に暴かれる(写真)
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 明慧日本2012717日】中国の元四川省公安局長・王立軍が今年26日、米国領事館に駆け込んだ亡命未遂事件以降、薄熙来は、中共(中国共産党)中央の権力を奪取する計画が露見したため失脚した。メディアの報道では、王が米国領事館に渡した機密書類の中に、中共当局が生きた法輪功修煉者から臓器強奪に関与証拠書類が含まれているという。このように江沢民、周永康、薄熙来らによるジェノサイド犯罪、法輪功に対する迫害の黒幕急速に暴かれている。地球上において前代未聞の、この邪悪犯罪行為は国際社会に広く知れわたり、全世界規模で迫害制止することへと繋がっていくだろう

 中共による生きた法輪功修煉者から臓器強奪、初めて米国政府の人権報告書に記載

 米国国務省は今年524日、2011年度の人権状況報告書を発表した。中国の人権状況の中で、臓器移植にふれ、さらにメディアや人権団体が継続的に報告している「法輪功修煉者が生きたまま臓器を強奪されている案例も報告された。これは米国政府の公式報告書への初めての記載である。

 一方で『血まみれの臓器狩り』の著者であるカナダの著名国際人権派弁護士デービット・マタス(David Matas)氏とカナダの元内閣大臣で公訴官のデービット・キルガー(David Kilgour)氏既に以前からこの問題に対して調査を始めており、両氏は「米国人権報告書の中中共が生きた法輪功修煉者から臓器を強奪している事実が記されたのは大きな進展であり、米国充分な証拠を手にしているからこそ報告たのだろう。国際法廷は法の下でこのことに関わる犯人らを反人類罪で裁くべきだ」と述べた。両氏は、江沢民、薄熙来、羅干らは法網から逃れる事ができないと確信しているとも語った。


デービット・マタス氏(前)デービット・キルガー氏(左)

 米国政府は、別の角度からも中共による生体からの臓器強奪との犯罪事実を認め、去年6月から中国からのビザ申請の際、DS-160項目「安全背景」欄に「生体から強制的臓器移植に参与した事はありますか?」という質問が新設された。米国は、これをもって人道に対する罪、人権を犯す行為を排除しようとしている。

 国際的に著名な専門家「私たちの時代の最大の悲劇」


ペンシルバニア大学・生物倫理学センターの主任アーサー・カプラン教授

 今年313日、世界の科学技術界最も影響力のある十大人物の1人で、ペンシルバニア大学・生物倫理学センターの主任アーサー・カプラン(Arthur Caplan)教授は、フィラデルフィア医学院での『囚人の遺体を臓器の出所とする道徳倫理の問題』(The Ethics of Using Prisoners as Sources of Cadaver Organs)について学術講演をした際、中国では生きたまま臓器を強奪し、需要に応えるために殺人を行っており、このような完全に良心をなくした犯罪普遍的に存在し、毎年行われていること、そしてこれは「臓器移植界における最も激しく怒りを覚える犯罪行為であり、「全人類の恥」であると指摘した。

 アーサー・カプラン教授は「もしあなたが中国への臓器移植旅行に参加し、3週間以内に移植手術完了したとすれば、これは1人の人間が殺害されたことを意味しています。もしあなたが刑務所の中で死亡した囚人の臓器を待っているとして、わずか3週間であなたの臓器と同じ形、同じ血液型を見つける事は不可能で。あなたの血液と組織が適合する臓器を持つ人間を探し出し、そしてあなたが発つ前にその人を殺害して臓器を移植しているとしか考えられません。これが私言う需要に応える殺人”ですと指摘した。

 教授は更に指摘した。「中国には事実上遺体を寄付するシステムがないにもかかわらず、多くの病院、特に軍部の医院は(臓器移植旅行という方式で)公然と顧客を招いていますたとえアメリカのように臓器提供システムが発達している国であっても数年、または10年待ち続けてやっと1つの臓器と出会えるのです

 アーサー・カプラン教授は去年、医学雑誌「ランセット」に中国をはじめとして、如何なる国であっても、臓器需要のため殺人われている現状を制止するよう提唱した。現在ではの医学雑誌も、この問題を制止する活動に参加している。中には『米国臓器移植雑誌』(American Journal of Transplant)『米国生物倫理学雑誌』(American Journal of Bioethics)『移植進展雑誌』(Transplantation Proceedings)『臨床研究雑誌』(Journal of Clinic Investigation)などの有名な雑誌が含まれている。

 201110月、欧米やアジア専門医によって「強制的に臓器摘出に反対する医師組織」(Doctors Against Forced Organ Harvesting、略称DAFOH中国の公式サイト上で、衛生部長・陳竺氏宛てに陳情書掲載された。そしてDAFOHの全世界のメンバー、特に医学界で移植を専門とする医師に署名をするよう呼びかけた。これは健康かつ正常に生きている人が強制的に臓器を摘出されたことに対する同情であり、特に臓器の供給とされている法輪功修煉者に対する同情でもあるという。彼らは臓器の需要が発生すると、強制的に臓器を摘出されており、この行為は医学倫理に深く背いているという。請願書の写しは中共(中国共産党)当局のトップ胡錦涛、米国のオバマ大統領、ドイツのメルケル首相などの国家元首に送付したという。


 DAFOHの代表トレステンソン・トレイ(Torsten Trey)医師は、第一回国際臓器移植学会の大会で中共が生きた法輪功修煉者から臓器強奪している事注目するよう呼びかけた

 トレステンソン・トレイ医師は次のように語った。「『血まみれの臓器狩り』の著者であるデービット・マタス氏との合作著書『State Organs』はすでにカナダで出版されました。著書には国際医学界の移植専門医の文章が多く収録され、そのほか第3者から提供された、中共による生きた法輪功修煉者から臓器摘出証拠も多く記されています

 今年4月、イスラエルは臓器移植学会代表・ヤコブ・ラビー(Jacob Laveeを中心に、臓器移植法の改正に取り掛かった。特に中国への臓器移植旅行を禁止した。ラビー氏は、2005年に自分の患者から、中国に行けば2週間以内に心臓の移植ができるということを聞かされた。その後、彼調査により、中国における大量の出所不明な臓器が法輪功修煉者からのものであるとの事実を突き止めた。そのため移植法改正の際、彼は迷うことなく中国への臓器移植旅行を禁止すべきと主張し、医師会、立法機構、宗教界から支持された。全員が中共による反人類的な暴挙に憤り感じていたという。

 「法輪功迫害追跡調査国際組織」の調査報告、王立軍は生体からの臓器強奪に参与

 2009年「法輪功迫害追跡調査国際組織」は、生きた法輪功修煉者から、臓器強奪されている現場を目撃した人物からの証言を公表した。それによると王立軍は、遼寧省の公安部いた際、幾度も法輪功修煉者らを不当に連行し、拷問していたという。その際、彼の立会いの下で生きた法輪功修煉者から臓器を摘出するという悲惨な現場を目撃したと言う。

 200249日、瀋陽軍区医院の15階にある手術室で、遼寧省公安庁から派遣された軍医230歳過ぎの法輪功修煉者(女性・中学校教師)に対して、麻酔薬を使用せず、意識がはっきりとした状態で、すべての臓器を摘出彼女を殺害たという。この時、証人は警備役を命じられていたため、この一部始終を見たという。これは元錦州市公安局長・王が下した「法輪功修煉者を1人残らず殺す」という指令に基づいて行われ、王も現場に居たという。

 1999 年、江沢民集団法輪功に対して「肉体を消滅させ、経済を打ち壊し、名誉を腐らせる」というジェノサイド犯罪を行って以来、「真善忍」の原則に基づいて修煉している多数の法輪功修煉者が、拷問、臓器強奪などの末に殺害されている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/3/259710.html)
 
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