重慶市:永川刑務所での迫害実態
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 【明慧日本2012年8月1日】四川省重慶市に在住の法輪功修煉者・湯健さん(37)は永川刑務所で迫害され、危篤状態に陥っている。湯さんの妻・李簫(しょう)さんは、夫の入院治療を申し立てたが拒否され、さらに、治療の要求や陳情活動をすれば逮捕すると脅されたという。

   湯健さん                               李簫さん

 元大学教師の湯さんは、昨年11月1日、警察に突然、連行された。今年の2月13日と3月16日に裁判が開かれ、3年の禁固刑という判決を言い渡された。5月末、湯さんは同市南岸区留置場から永川刑務所へ移された。

 家族は6月17日と7月9日の2回のみ面会を許され、湯さんと会うことができた。しかし、変わり果てた湯さんの姿に驚いた。体は皮と骨ばかりにやせこけ、両足が著しく腫れ、脹らんでいた。ふらふらしたり、足を引きずったりしていて、通常の歩行ができなかった。話す気力もなく、顔色が非常に悪く見えたという。

 刑務所側は、湯さんのでん部に出来物があることを口実に湯さんに下着をはかせていなかった。家族は侮辱されていると訴えたが、無視された。

 7月24日、妻の李さんは刑務所へ行き、夫の湯さんへの迫害停止を訴え、ケガの治療を求めたが、何の返事もなかった。

 永川刑務所の第10~12の監禁エリアは多数の修煉者を拘禁し、迫害している。彼らは、法輪功を止めないというだけの理由で、壮絶な拷問を受け、苦しめられている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/28/260868.html)
 
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