文/中国北京の大法弟子
【明慧日本2012年8月3日】
着実に修める
私の仕事は水道のメーターの検針です。私は修煉を始める前、私心が強かったのですが、修煉後はどんな仕事でも文句無しに引き受け、同僚の皆から好感を持たれるようになりました。何人かの同僚は『洪吟』の「迷中修」を暗記できます。「常人は知り難し修煉の苦 争い闘うを福となす 修して執着を一つも漏らすこと無きを得れば 苦去りて甘来る是真の福なり」
1999年7.20、法輪功に対する迫害が始まってから、私は闘争心が強く、大法を悪く言う人たちを恨み、真相を伝えるたびに喧嘩腰になっていました。私は2000年3月初め、警察から外出しないようにと言われました。しかし4月25日に北京の中南海へ陳情に行ったため、監視の「重点」目標とされました。迫害の話になり、私は言いました。「江××は間違っています。修煉は人々にとって百利あって一害なしです。私はすべての病気が治り、国のためにどれほどの医療費を節約したことでしょうか?」。その日の夜、事情を知った兄と姉に呼ばれ、彼らは泣いたり騒いだりして、私が馬鹿だと言い、考え方を改めなければならないと言いました。しかし、深夜になっても2人は私を説得することができませんでした。
翌日、私は会社から解雇されました。宿泊所に閉じ込められ、半月程迫害を受けました。情に駆られ、私は会社と夫の姉が書いた「反省文」と「保証書」を書き写し、大法に対して大きな罪を犯してしまいました。師父は『精進要旨』の「警告の言葉」の中でおっしゃいました。「皆さんは、常人として百年千年来、骨の髄までしみ込むように形成された人間の理を変えなければ、人間としての表面の殻を取り除くことはできず、圓満成就できません」修煉は厳粛なことです。私は学法を強化し、師父の後期に出された経文を書き写し、『転法輪』も8回ほど書き写し、7.20以後、修煉を止めた同修を探し出し、一緒に法を実証する道を歩み始めました。
学法を通じて、私は徐々に法理を理解し、お金に対する執着を取り除き、夫もまともになり、家族からの反対もなくなりました。これらの全ては私が徹底して心を修めた結果でした。私は義理の父の世話を2年ほど、両親の世話を7年ほどしました。義父は91歳で、父は88歳、そして母は91歳で亡くなりました。父は真相を知り脱党し、母は大法に対して発した良くない言行に対して、厳正声明をし、3人の義理の姉も三退しました。夫は会社でいい評判を得て、名利を争わず、そして私は、修煉は厳粛であると常に皆に話し、真相を伝え、人を救い済度しています。
真相を伝え、人を救う
『九評』が出版されてから、真相を伝えることも新たな段階に入りました。ある日、私は住民委員会の主任を家に招待しました。彼女に法輪功は「真・善・忍」に基づいてよい人を目指して修煉し、「天安門焼身自殺」は偽りであり、天が中共を滅ぼすと伝えました。彼女も共産党に対する不満を話しました。彼女の祖母は中共が政権を樹立した当初、連行されて残酷な迫害を受け、祖母の母親はそれを見るに忍びず、自分が肩代わりして刑を受けたそうです。主任の母親は80歳を超え、今ハルビンに住んでいます。昔、主任が母親と一緒に銭湯に行った際に、母親の背中にある無数の傷について尋ねたところ、母親は恐怖で何も言えず、年老いてからやっと真相を話したそうです。私は彼女に三退のことを伝え、彼女は真相を知ってから何度も大法弟子を守ってくれました。
ある年老いた科長に真相を伝えると、彼もすぐ三退し、数個のお守りが欲しいと言いました。その後のある日、彼が私の家の前を通った時、私から教えられた三退の話、そして善悪には報いがあるという話を思い出しました。奇跡が起きました。もともと彼は杖をつき、歩くのがとても遅かったのですが、しかしその時、大股で歩き続けることができました。それ以来、科長は杖を使うことはありません。彼の奥さんも毎日「法輪大法好」(法輪大法は素晴らしい)と念じているそうです。
私が修煉しているため、会社の上司は常に上層部から調査を受けています。ある日、上司に翌日予定されている調査にどう答えるつもりかと聞かれ、私はまず2時間かけて彼らに真相を伝えました。彼らは「明日、思いついたことを何でも話していいですよ」と言いました。これは正に師父が彼らの口を通して、私にヒントを与えてくださったのだと思いました。翌日、私はまず発正念し、その後、常に正念を保ちながら部長に言いました。「×××が何故法輪功を修煉しているのかご存知ですか? 病気を治すためにうちの病院に来ましたが、どの科も治すことができませんでした。仕方なく法輪功を学び、お金もかからず、病気は治りました」。私の手短な話に彼らは頷きました。
この十数年の修煉の道で、恐怖があり、試練があり、そして後悔がありました。様々な経験により私は成熟し、感激で涙ぐみながらこの答案を書いています。以前、いつも自分は良く修めていないと思っていました。数日前、夢の中で私は沢山の人と一緒に前へ向かって歩きながら、この経文を暗唱していました。「修煉の路同じからず すべて大法の中に在り 万事執着無ければ 脚下に路自ずから通ず」(『洪吟二』「阻む無し」)その時、突然足に激痛を感じ、目が覚め、起床しました。動功を始め、そしてその時、修煉体験を書き、同修と交流しようと決意しました。足りない部分があれば同修の皆さんの慈悲なるご指摘をお願いします。
合十! 師父に感謝します! 同修の皆さんに感謝します!
(完)
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/9/129999.html)