【明慧日本2012年10月11日】山東省日照市に在住の法輪功修煉者・周徳剛さんは、今年8月17日夜から行方不明になっている。隣人の証言によると、その3日後に不審者が周さんの自宅に不法侵入し、家宅捜索をしていたという。
それから約1週間後、家族は周さんが日照市留置場へ移送されたと知らされた。その理由は、周さんは法輪功の資料を配布していたことだという。しかし、家族は面会を訴え続けたにもかかわらず、ずっと会うことを禁じられた。そして、周さんは9ヵ月の労働教養処分を科された。
それ以前にも、周さんは2001年1月頃、3年の労働教養処分を受け、2004年までずっと淄博王村労働教養所で拘禁された。出所してまもなく、山東省泰安刑務所へ送り込まれ、4年の懲役を強いられた。今回の迫害を含めて、すでに3回の不当判決・不当拘禁を加えられた。
次に、日照市及び周辺に在住の一部の修煉者が受けた迫害状況である。
蘇日諾さん(63歳男性)は今年9月19日、家で強制連行に遭った。李克翠さん(51歳女性)も翌日に連行された。現在、2人は日照市留置場へ収容された。
馬瑞梅さん(46歳女性)は今年4月3日、東港公安支局の国家安全保衛大隊による家宅捜索を受けた。そして1年6ヵ月の労働教養処分を科された。6月25日、山東省第一女子労働教養所へ送り込まれた。
牟宗研さん(男性)は今年1月14日、勤め先で強制連行に遭った。そのうえ、不当判決のもとで懲役4年を宣告され、泰安刑務所へ収容された。
王雲さん(女性)は一昨年1月14日、警察に不当に捕まった。今年10月27日、不当判決のもとで懲役4年を宣告され、山東省女子刑務所へ収容された。
楊丕昌さん(50歳男性)と王洪武さん(37歳男性)は3年前に、不当に連行されてまもなく、罪の証拠もなく4年の不当判決を宣告され、未だに釈放されず泰安刑務所で監禁されている。
錢純さん(40代女性)は2010年11月10日、「神韻公演」を収録したDVDを配布したという理由で連行され、拘禁された。そして2011年1月20日、2年の労働教養処分を受け、淄博王村労働教養所へ送り込まれた。現在、山東省第一女子労働教養所へ移され、監禁され続けている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)