山東省:複数の法輪功修煉者 労働教養を強いられる
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 【明慧日本2012年9月30日】山東省平度(へいど)市に在住の法輪功修煉者・李吉花さん(67歳女性)は、2004年に法輪功を学び始めた。2007年5月21日、李さん、隋広花さん、張月美さんの3人は買い物をしていた時、私服警官らに「詐欺師」と言われ、不当に連行されて家宅捜索を受けた。家族は「お金を払えば、半月経ったら釈放する」と言われたが、13日後、3人はシ博王村労働教養所に移送され、李さんは1年間拘禁された。

 今年5月21日午前9時頃、李さんは法輪功の真相を伝えた時、祝溝派出所の警官らに不当に連行され、青島大山刑務所に拘禁された。李さんは断食をして抗議したが、7月23日に裁判が開廷され、労働教養3年を宣告された。

 山東省平度市に在住の法輪功修煉者・王錫玉さん(61歳女性)は、1999年11月に北京へ上京して法輪功は無実であると陳情した。しかし、王さんは不当に連行されて6日間拘留され、1000元(約14000円)を没収された。

 2000年の夏、王さんは再び陳情へ向かったが、不当に連行され、ほかの修煉者と数時間、車庫に監禁された後、8日間拘禁された。王さんたちは断食をして抗議したため、釈放された。しかし数日後、王さんは再び連行され、15日間拘留された。

 2001年6月、王さんは再び連行されて半年間拘禁された後、懲役5年の不当判決を宣告され、済南女子刑務所に拘禁された。王さんの半身不随の夫は、恐怖とショックで2002年10月に死亡した。

 2007年6月8日午前11時頃、王さんは街で2人の警官に身体検査をされたが、王さんが従わなかったため、10数人の警官が集まって来て王さんを派出所まで連行した。その時、携帯電話と家の鍵を没収された。12時頃、王さんの自宅は家宅捜索され、プリンタ1台、パソコン1台、腕時計1個、mp3プレーヤー2個、現金などを没収された。

 7月7日、王さんは自宅で再び連行され、労働教養2年を宣告され、山東省の王村第二女子労働教養所に拘禁された。

 今年4月12日、王さんは警官らに平度仁兆派出所まで不当に連行され、殴打された。その後、王さんは青島大山刑務所に移送された。7月31日、王さんに対する裁判が行われ、懲役3年6カ月の不当判決を宣告された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/9/8/262558.html)
 
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