遼寧省:裁判長が法輪功修煉者の弁護を阻止
【明慧日本2012年10月14日】遼寧省東港市に在住の法輪功修煉者・周公清さん(60歳女性)は2004年12月23日、馬家店派出所の警官らに不当連行され、瀋陽市の馬三家労働教養所に2年間拘禁された。
今年の4月14日、周さんは法輪功修煉者・孫秀華さん、修桂香さんと真相を伝えていた時、通報されて馬家店派出所の警官らに不当連行され、同日夜、丹東刑務所に拘禁された。
5月9日、東港市公安局・局長は「法律の実施を破壊する罪」で、周さんを拘禁した。
周さんの家族は北京の弁護士に弁護を依頼した。弁護士が馬家店派出所の警官に周さんの状況を聞くと、警官は「周は、刑務所の中で態度が悪く、一言も話さない」と言った。弁護士が尋問記録を見ると、周さん、孫さん、修さんのサインはなかった。
5月13日、孫さんと修さんは、強制的に1年3カ月の労働教養処分を下された。そして「8月23日、周に対する裁判を開廷する」と告げられた。
周さんの家族は地元の住人に呼びかけ文を配り、8月23日に東港裁判所で行われる裁判の傍聴の参加を呼びかけた。その結果、東港裁判所は故意に、裁判を8月30日に延期した。
さらに、法廷で弁護士が周さんの弁護をしていた時、裁判長は何度も遮り、最後には休廷した。
休廷から一週間後、裁判所は周さんに懲役3年6カ月間の不当判決を言い渡した。
現在、周さんは丹東刑務所に拘禁されている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)