遼寧省:瀋陽市の法輪功修煉者2人が連行・暴行される
■ 印刷版
 

 【明慧日本2012年9月15日】遼寧省瀋陽市に在住の法輪功修煉者・胡林さん、潘友発さんの2人は先月28日、新民市公安局の国保(国家安全保衛)大隊、西北街派出所、瀋陽市皇姑区の警官に連行された。警官は2人を連行するとき、2人に対して暴行を加えた。

 先月、警官は法輪功修煉者を装って、胡さんに電話した。その後、警官は胡さんを尾行して胡さんの家に不法侵入し、家宅捜索を行ったうえ、胡さんの家を訪ねていた潘さんを連行しようとした。

 警官は胡さんを地面に倒し、胡さんの頭、顔面、目などを殴り、胡さんの顔が血まみれになった。潘さんは警官に殴られ、足と肋骨を負傷し、腕もナイフで傷つけられた。

 そして、警官は負傷した胡さんと潘さんをともに腕を後ろに回して手錠をかけ、2人の顔に水をかけた。

 警官は捜査状も提示しないまま、胡さんの家にあった現金約1万元、キャッシュカード、預金通帳、パソコン、法輪功の関連書籍などの私財を没収した。

 その後、警官が胡さんに再び暴行を加えたため、胡さんは鼻、口などから出血し、右目も充血した。警官は胡さんと潘さんをパトカーに押し込み、車の中で2人の頭部、胸、足にガムテープを巻き付け、動けないように固定した。

 公安局に到着した後、胡さんと潘さんは朝3時ごろまで尋問を受けた。2人は9時間もかけられた手錠を外すよう強く求めて、外されたが、手錠が手首に食い込んだため、手首に傷を負った。

 その翌日の朝6時ごろ、胡さんと潘さんは新民市留置場に移送された。傷だらけの2人を見て、留置場側が2人に健康診断するよう要求した。

 その後、胡さんと潘さんは留置場に拘禁された。胡さんは不法拘禁に対して、断食で抗議を行い、無罪釈放するよう求めた。留置場の警官は入所者に指示し、寝ている胡さんの口に濃塩水を入れたり、体に水をかけたりした。そのため、胡さんの傷口は化膿してしまった。

 胡さんは今月3日夜に釈放されたが、潘さんは引き続き、留置場に拘禁されているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/9/12/262690.html)
 
関連文章