浙江省:法輪功修煉者の夫婦とも迫害され 妻が死亡
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 明慧日本2012年10月22日】浙江省永康市に在住の法輪功修煉者・施小栄さんは今月16日午前、地元610弁公室の警官らに不当に連行された後、行方不明になっている。かつて施さんは、懲役8年の不当判決を宣告され、余杭臨平刑務所に拘禁されたことがある。そして、2007年まで拘禁されていたが、釈放された後も、拘禁中に不明薬物を投与された後遺症が残り、体の数箇所に腫れと脹らみが現れ、健康状態が悪化した。

 施さんの妻・施美英さんは、中共(中国共産党)当局の法輪功への弾圧政策の下、何度も迫害を受けてきた。2001年、法輪功が迫害されている事実を書いたチラシを配布したという理由で、懲役7年の重刑判決を宣告され、浙江女子刑務所に拘禁された。美英さんは、施設内で不明薬物を注射されるなど拷問を受け、心身共にぼろぼろになった。 

 施さん夫婦は、それぞれ刑期を終えて家に戻ったが、日々、地元の610弁公室のメンバーらに嫌がらせをされ続けた。2010年8月27日、夫婦2人は再び不当に連行され、金華石門農場洗脳班に1カ月以上拘禁された。

 美英さんは13年来、中共の一連の迫害により持病がひどくなり、去年6月17日、無念な思いを晴らせないまま死亡した。享年48歳。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/10/20/264250.html)
 
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