遼寧省:撫順市清原県の法輪功修煉者10数人 不当な一斉逮捕
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 【明慧日本2012年10月25日】撫順市清原県に在住の法輪功修煉者10数人は、9月25日午前7時、一斉に連行され、不当に拘禁された。警官は修煉者の家の塀を乗り越えて不当に侵入し、修煉者に手錠をかけて連行し、家宅捜索を行った。その際、警官らは修煉者に対して「動くな。逃げると撃つぞ」などと脅した。

 現在までに判明している被害者は、劉麗英さん、姜艶さん、王風軍さん、賈雲竜さん、劉海涛さん、劉維斌さん、李文松さん、劉玉蘭さん、李恒良さん、胡鳳菊さん、張広英さん、ゲ永傑さん、劉英傑さん、董壮楠さん、付文全さんの15人である。

 情報筋によると、今回の修煉者に対する不当拘束は、省の「F08案」と呼ばれる計画に基づいて行われ、市公安局の副局長に率いられた、市国保、支局などの警官が参与した。警官らは拳銃、手錠、ガムテープ、タオル、デジカメなどを携行し、パトカーを使用せず、私服の着用などを要求され、16人を連行する計画を立案した上で、約40~50人の警官が出動した。

 9月25日、警官7~8人が劉麗英さんの家に不当に侵入し、家宅捜索を行い、現金11万元、キャッシュカード(預金・約16万元)、携帯電話、パソコン、プリンタ、法輪功の関連書籍40冊などを没収した。そして、劉さん、劉さんの夫、劉さんの家を訪ねて来た姜艶さんの3人が身柄を拘束された。

 劉海涛さんと劉維斌さんも連行され、警官から暴力を受けた。

 自宅にいた蓋永傑さんは、警官に押し入られ、パソコン、プリンタ、現金400数元などを没収され、身柄を拘束された。その後、警官は蓋さんの家の近くで待ち伏せし、蓋さんの家を訪ねて来た友達の趙風敏さん、弟の嫁、夫の妹も連行した。その3人は夜になって拘束を解かれ、帰宅した。

 劉玉蘭さんの家には警官7~8人が侵入し、劉さんに手錠をかけて、「お前が劉玉蘭か」と聞いた。警官は家宅捜索を行い、現金1500元、預金通帳2冊、その他の物品を没収した。劉さんは手錠をかけられた後、意識不明に陥った。救急車が来て、医者が血圧を測ると、最高血圧が200mmHg以上あり、劉さんは病院へ搬送された。劉さんのその後の状況は不明である。

 王風軍さんも連行され、拘禁された。家には年老いた母親と小学生の息子だけが取り残された。ふだん、王さんは母親と息子の世話をしていたが、今、2人の世話をする人はなく、2人は毎日、王さんの帰りを待ち望んでいる。

 張広英さんは李文松さんの家を訪ねた。李さんの家で2人は身柄を拘束された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/10/19/264212.html)
 
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