【明慧日本2012年10月25日】葫蘆島市に住んでいた楊虹さん(57歳女性)は、1995年に法輪功を学び始めた。楊さんは中共の弾圧政策によって13年来、無断解雇や不当拘禁など様々な迫害を受けてきた。2008年2月25日、楊さんは不当に拘束され、法輪功をやめないという理由で、理不尽にも懲役9年という重刑判決を宣告され、遼寧省女子刑務所へ収容された。拘禁中、楊さんは1日12時間以上の強制労働や各種の拷問で苦しめられ、骨折して重体に陥るなど、心も体もぼろぼろとなった。
今年10月8日、楊さんは施設内の工場で強制労働を強いられていたときに骨折してしまい、右足に深刻な障害を負った。当時、家族が楊さんと面会した際、楊さんの顔面は蒼白で、車椅子に座って人に押されながら現れた。家族は楊さんを出所させて治療を受けることを求めたが、施設側に拒否された。
拘禁中、楊さんは迫害に加担する受刑者から体罰や虐待、殴打など数々の拷問を受け苦しめられた。楊さんは独房に監禁され、テープで口を封じられ、声が出せない状態で殴る蹴るの暴行を受けた。そのため、楊さんの体には数箇所の傷跡が残った。さらに、視力低下、聴力低下、めまい、心筋血不足、不眠、痙攣などの症状が出た。
かつて、楊さんは中共(中国共産党)の警察から繰り返し嫌がらせなど受けて苦しめられ、このような圧力のもとで肉体的、精神的にひどく疲れ果てていた。迫害は修煉していない楊さんの夫と父親にも及び、2人は社会や職場から強いプレッシャーを感じ、心身ともに苦痛の限界に達し、精神的に追い詰められた。結局、楊さんの娘が学校を退学させられたこと、妻(楊さん)が様々な迫害を受けたことなど、2人は中共によって降りかかった災難にショックを受けて持病が悪化し、相次いでこの世を去った。