上海市:善良な法輪功修煉者 懲役3年6カ月の不当判決を宣告される
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 【明慧日本2012年11月1日】上海市虹口(こうこう)区裁判所は今月19日、法輪功修煉者・袁洪英さん(59歳女性)に対して裁判を行い、懲役3年6カ月の不当判決を宣告した。

 開廷当日の朝9時、裁判所の前には私服警官が多く立ち、パトカーも多く止まっていた。袁さんの家族たちは傍聴のため、法廷に入ろうとしたが、警官に止められ「3人しか入れない。上からの命令だ」と言われた。3人の家族は法廷に入ると「後の席に座るように」と命じられ、家族の後から入って来た8~9人が前の席に座った。家族が「なぜ、私たち家族が前に座れないのですか」と聞くと、警官は「公開開廷だから、彼らは先に申し込んだのだ」と答えた。すると、家族は「公開開廷なのに、なぜ私たち家族は3人しか傍聴できないのですか」と聞くと、警官は「お前、傍聴したいのか、したくないのか! 出ていけ」と怒り出した。

 法廷でいわゆる公訴人は、事実と異なる捏造された「証拠」文書を読み上げた。証人もいなければ物証も提示されなかったが、袁さんに「法律の実施の破壊」するという罪を着せた。しかし、袁さんの弁護士が「袁さんは以前、生活が苦しくて、多くの病気を患いましたが、法輪功を学んでから健康な身体を得ました。袁さんは『法律の実施を破壊』する罪を着せられましたが、袁さんは自分の名前しか書けず、着せられた罪を犯す能力を持っていないのです。しかも、袁さんの行為は人に対して何の害も与えていません。ですから、袁さんに罪はありません。もし『真・善・忍』に従う人が悪い人だと言うなら、何に従う人が良い人だと言えるでしょうか」と弁護した。

 裁判官は弁護士の話を聞いて認めながらも、数度、弁護士の話を中断した。そして、裁判官が袁さんに対して、事前に用意した懲役3年6カ月の判決結果を読み上げた。

 袁さんは黒竜江省の田舎の貧しい家に生まれた。家には十分な食べ物がなく、学校にも行かせてもらえなかった。袁さんは寒い地方のぼろ家で産まれたため、体を壊していた。その後、袁さんは喘息、心臓病、リウマチ、胆嚢炎、子宮筋腫を患い、足も浮腫んでいた。それによって袁さんは徐々に短気になり、常に夫や義理の両親と大喧嘩をしていた。

 1997年、袁さんは法輪功と出会い、法輪功を学び始めた。字が読めない袁さんは、法輪功書籍の文字を少しずつ覚え、読めるようになった。そして、袁さんは法輪功の「真・善・忍」の原則に従って己を律し、元気を取り戻した。そして、毎日笑顔で家族や周りの人に接するようになり、幸せな家庭を築いていた。

 しかし、袁さんは法輪功を学んでいるという理由で、中共(中国共産党)当局に迫害された。袁さんは3度も不当に連行・拘禁され、2年の労働教養を宣告されたことがある。チチハル双合労働教養所で、袁さんは家具にペンキを塗る作業や農作業などの重労働を強いられ、毎日14~15時間も働かされた。

 数年前、袁さんは孫の世話をするため、上海市にある息子の家に行った。しかし今年5月9日、袁さんは外出中に広中路派出所の警官に不当連行されて拘禁された。その後、家族は何度も面会に行ったが、面会を許されなかったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/10/23/264384.html)
 
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