【明慧日本2012年10月23日】江蘇省無錫市に在住の法輪功修煉者・陳氷玉さん(68歳女性)はかつて、同市の法輪功の煉功拠点の責任者だった。そのため、1999年7.20に中共(中国共産党)当局が法輪功への迫害を開始してから13年間、陳さんは刑務所・労働教養所・洗脳班に合計して8年も拘禁された。今月13日、陳さんは再び当局に身柄を拘束され、連行された。無錫市洗脳班(住所:無錫市貢湖大道288号)に移送され、いまだに拘禁されている。
陳さんの夫・蒋金竜さんも法輪功の煉功拠点の責任者だった。蒋さんは当局が法輪功への弾圧を開始した直後、当局に公安局へ毎日出頭するよう強要された。そして、警官は用意した法輪功に対する誹謗中傷の文章を蒋さんに読ませ、読む声を録音し、その姿をビデオで取り、市ラジオ局や省テレビ局で繰り返し放送した。その上、蒋さんはスパイになるよう強要された。そのため、蒋さんは精神が崩壊してしまい、自殺を図ったという。
陳さんは1999年7月19日夜、警官に連行され、2カ月間拘禁された後、10月に1年の労働教養を下され、市第二留置場に拘禁された。その間、陳さんは夫の死を知らされなかった。陳さんは労働教養を受けて3カ月後、面会に来た姉から夫の死を告げられた。夫の死を知った陳さんは、当局に句東女子労働教養所に移送され、更に激しい迫害を加えられた。
2001年5月、陳さんは市北塘区公安支局の警官により実家から連行された。句東女子労働教養所に送られ、3年間拘禁された。教養所で陳さんは一日3、4時間しか睡眠を許されず、朝から晩まで奴隷のような強制労働をさせられた。
2005年12月、陳さんは警官に連行され、洗脳班に6カ月間拘禁された。洗脳班で陳さんは顔を洗うことも、歯を磨くことも、睡眠も許されないなどの迫害を受けた。また、ヘルメットを被らされて木の棒で頭を強く殴られる、小さな円の中に陳さんを立たせ続け、線の外側に法輪功創始者の名前を書き、少しでも動けば名前を踏ませるなどの嫌がらせ・拷問を加えられた。
2007年7月、陳さんは嘉興市裁判所に懲役3年6カ月の不当判決を宣告され、杭州市にある浙江女子刑務所に収容された。
2011年に釈放された陳さんは、一人で生活をしていたが、今月13日、再び連行され、市洗脳班に拘禁されたという。