【明慧日本2012年10月14日】元英語教師の李軍さん(42歳女性)は、2009年に法輪功を習い始めてから、心身ともに恩恵を受けた。同年7月16日夜、南京市鼓楼区の華僑路派出所の警官に不当に連行された。約1カ月後に解放されたが、それ以来、李さん一家は中共(中国共産党)からの厳しい圧力を受けて恐怖におびえる生活を送ってきた。例えば、日々、居民委員会(中共の末端に連なる住民の自治組織)へ行かされ、家宅侵入を受けていた。勤め先や家族まで脅迫され、数々の迫害を加えられる環境に置かれた。その間、当時わずか10歳の息子まで連行され、未だに心に傷を負ったままだ。また、李さんの姉も昨年3月に指名手配され、流浪生活を余儀なくされた。しかし、これらの迫害を受けている理由は、ただ李さんが法輪功の真相を伝えていたことだ。
2011年、李さんは学校から一方的に解雇された。このような状況にもかかわらず李さんは、誰を恨むことなく、学校の各部門に法輪功の真相を伝え続け、法輪功の法理に基づいて誠実に行い、「真・善・忍」を信じることは法律に反していないと信じ、修煉後の心身の著しい変化や法輪功の素晴らしさ、中共により迫害されている内容を人々に伝えていた。しかし、李さんの良い人柄を目にした同僚らは、法輪功が道徳の向上に良いことを実感し、李さんの復帰を支持した。
しかし、今年5月、李さんは強制連行に遭い、南京市留置場や市洗脳班での不当拘禁を経て、1年3ヵ月の労働教養処分を受け、江蘇省句東女子労働教養所へ収容された。こうして高齢者の両親と幼い子供を残したまま、李さん姉妹は家族のもとから離れ、中共に自由を奪われたまま、家に戻ることができなくなっている。残された家族は、皆で生活することが苦しくなり、告訴する道もなく、涙に暮れるしかない状況で苦境に陥っている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)