【明慧日本2013年2月3日】 四川省簡陽市の610弁公室は昨年7月28日、法輪功修煉者10数人を連行し、直接資陽市の二娥湖洗脳班に収容した。
昨年7月28日、法輪功修煉者・馬代衡さん(76)が外出先から帰って家に入ろうしたところ、突然警官が押し入ってきて、馬さんは不当に連行された。そして、警官は家宅捜索をして、家財や家の鍵、馬さん夫婦の生活費数100元などを没収した。
馬さんは若いころ、農作業をしながら教師をしていた。働きすぎて疲労し、生活は貧しく、さまざまな病気を患っていた。しかし、法輪功を学んでから、短気だった性格が変わり、「真・善・忍」に従って自分を律し、病気も消えて健康になった。
馬さんは連行された後、二娥湖洗脳班に5カ月間拘禁された。先日逮捕状が出て、簡陽市馬号街留置場に移送された。情報によると、馬さんは今回、法輪功の関係ではなく、「政治犯」として、起訴されるそうである。
馬さんが拘束された同じ日、警官は何の証明書も提示しないまま、法輪功修煉者・王華さん(60代女性)の自宅に侵入し、王さんの身柄を拘束した。家には王さんの介護を必要としている寝たきりの夫がいる。警官は家にあった現金4千元などを没収した。
王さんはその後、馬さんと同じ二娥湖洗脳班に送られた。5カ月後の先日、「政治犯」として逮捕状が出て、安岳県留置場に移送されたという。
同じ日に連行された法輪功修煉者・王さん(男性)と李孃さん(70代女性)も、同様に二娥湖洗脳班に5カ月間拘禁されていた。しかし現在、どこに収容されているのか不明である。
法輪功修煉者・王英さん(50代女性)も同じ日に連行されたが、連行された後の王英さんの行方はいまだに不明である。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)