明慧法会|理由なく足を挫いたら(三)
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――自分をよく修めて、はじめて法を実証できる

 

 四、世間の人々はみな、私たちに救われるのを待っている

 三つのことをしっかり行う過程の中で、法をよく学ぶことこそ基礎であり、真相をしっかり伝えること、人を救うことの保証であることを、私たちはわかっています。2008年の北京五輪の前、私たちの学法グループは毎日頑張って長時間学法し、正時に発正念し、半日出かけて真相を伝えて人を救っていたので、私たちの脳裏には迫害されるかもしれないという考えは全くありませんでした。その時、「警備所の人があなたたちを監視しているから、注意してください」と、ある隣人の婦人が親切に言ってくれました。私たち学法グループの同修は発正念の時間と力強さを強め、旧勢力のすべての計略を全面的に否定し、大法を迫害し、大法弟子を迫害し、衆生が救われるのを妨げるすべての邪悪および邪悪の要因を解体しました。私たちは平常通り学法し、真相を伝え、穏健に法を実証する道を歩みました。

 集団学法を頑張っている他の学法グループのためを思い、毎週3回、15キロ以上離れた同修の家に行き学法しました。この時間をうまく利用するため、私は昼の12時に発正念を終えてから自転車に乗って行くのですが、猛暑だろうが強風だろうが構わず、違う道を通りました。目的は縁のある人に出会うためです。ある日、私が自転車で狭くて曲がった田舎道を走っていると、親娘2人が野菜を持ってまっすぐ向かってくるのを見たので、私は道を尋ねる形でその親娘二人と話しかけてから、「あなたたちは『三退』について聞いたことがありますか?」と、聞きました。その親娘二人は好奇心から「何なの?」と尋ねたので、私が「三退」が自分を救う事と大法の真相をその親娘二人に言った時、その父親はひどく気持ちが高ぶり、「私は軍隊経験があるが、自分は生まれつきまっすぐな性格だから、共産党内で差別され、転業して帰ってきました。実は、共産党がどういうものなのか、私は一番よく知っています。大法を学び良い人間になるのに何の間違いがあるのか、それなのに、共産党はこんなに鎮圧するなんて!」と、その父親は説明しました。そして、ふたりは邪党のすべての組織からさわやかに脱退しました。私がふたりに『九評共産党』と大法の真相DVDをあげた時、2人は「私はコピーしたり、配ったりできますか?」と聞きました。「ああ、とても良い事です」と、私は説明しました。「感謝します」と2人は言い、さらに「また会う日まで」と言いました。2人が快く思っているのを見て、私は本当に泣き叫ぼうとしました。真相を待ち続けている人がどれぐらいいるのか、この暑い昼に2人は野菜を刈り取りに畑に来ましたが、実際は、師父が按排され、ここで2人に私を待たせたのです。師父よ、師父! 弟子が2人に替わって、慈悲深い済度にありがとうございますと申し上げます。また、自分がいつも怠けているために、心がとがめました。

 また、ある時、私が川の堤の向こうにある同修の家に行って、近くで小さな橋を建てているのを見つけたのですが、20数人が木陰で昼ご飯を食べ、そばに乗用車が停まっていたので、「どうしよう?」と、私は思いました。大勢の人がここで待っていたので、行くことにしたのですが、心の中は揺れていました。私は心の中で、師父が自分を加持し、同時に世の人々が救い済度される事を妨げるすべての邪悪を発正念で解体し、そして大手を振って歩いて行き、「こんにちは! すみません、どなたが上司ですか?」と、話しました。「テントの中」と、ある人が言いました。私は彼らの上司を見つけ、「ここを通りかかったので、ある大きな事柄をあなたに知らせたいのですが、それは皆の未来に関係する事です」と、単刀直入に話しました。私がこう言うと、「なんですか?」と、上司は急いで聞きました。「現在の天災は多いですか?」と、私は上司に聞きました。「多すぎる」と、上司は即座に言いました。私は「四川大地震で学校が倒壊してあれほどたくさんの子供がむごたらしく死にました」と言い、真相を上司に語り、引き続き、『九評共産党』と「三退」が平安を保つことを話しました。もしかしたらこの上司は何か懸念を抱いていたかもしれません。彼に「三退」を勧めた時、自分は何者でもないですが、『転法輪』が欲しいと言いました。上司は真相を理解しました。まだ他に真相を伝えるべき人が20数人いたので、私は上司の同意を得て、そこに座っていた職工たちに法輪功とは何かを説明しました。私は「テレビで言っている、いわゆる『天安門焼身自殺』は共産党が監督した茶番劇で、真っ赤な嘘です。善悪の区別をつけ、中共の党、共青団、少年先鋒隊から脱退してはじめて未来があります」と語りました。続いて、自分が持ち歩いていたすべての大法資料を、私は職工たちにあげ、さらに「この真相資料で命が助かりますから、大切にしないといけませんので、読み終わった後、他の人に回すと福徳を得られるでしょう」と、職工たちに教えました。ある人はその場ですぐ脱退し、脱退しなかった職工たちも資料を受け取りました。職工たちが見さえすれば、何が善で、何が悪かを知ることができ、それを理解した人々は話し、伝えるので、彼らは歩くメディアになるでしょう。

 ある時、私が真相を伝えていると、ある高齢の党員に出会い、真相を伝えると真相を受け入れ、邪党を脱退し、『九評』と多くの資料を要求しました。真相を伝える中で、そのお年寄りには間接的に私の職場を知りました。ある日の正午、私は職場で突然この老人を見かけたのですが、老人は私を見ると、「私は何日もあなたを探しました。早く私にまた資料を1セットください。あなたが私にくれたものは、私の甥に持って行かせてしまったから」と、急いだ様子で言いました。老人が急いでいる様子を見て、私は心の中で、人を救う事の緊急性をより身に染みて感じました。というのも世の人々はみな、私たちに救われるのを待ち続けているのです!

 10数年来の修煉で私は強く体得しました。ただ師の指導の通りにやり、法をよく学びさえすれば、またげない敷居はありません。正念が強くありさえすれば、人を救う時に、不思議な事が目の前に現れます。

 (完)

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/24/249166.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2011/12/17/130176.html)
 
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