吉林省:四平市石嶺刑務所での迫害の実態
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  【明慧日本2013年3月20日】吉林省九台市に在住の法輪功修煉者・石国良さん(37歳男性)は2007年5月、法輪功を学んでいるという理由で不当に拘禁された。翌年4月29日、同じ理由で懲役9年の不当判決を宣告され、四平石嶺刑務所に拘禁された。そこで辛い労働や暴行、深刻な嫌がらせを受けた。

 拷問に協力する受刑者らは石さんを目にするたびに、気が狂ったかのように暴行を加え続けた。例えば、くびを絞めながら睾丸を手で強くつかんだこともある。石さんは激痛極まりない状況下で転倒し、鉄製の棚にぶつかって頭から大量出血したことがある。

 2009年、石さんは胸膜炎腹水を患って入院したが、回復しない状況下で退院させられた。2010年7月、家族は石さんの病状の深刻さを知り、それ以来「重病のための服役中の一時出所」を申し出た。しかし、各関連機関からの承認を得られず、出所を拒否された。

 昨年7月6日午前、石さんは事務所で地面に押さえ付けられて顔を足で踏まれ、手錠をかけられて縛り上げられた。さらに冷水をかけられ、失神するまでスタンガンで電気ショックを加えられた。受刑者らは重体となった石さんを容赦なく殴ったため、瀕死状態となった石さんは病院へ搬送された。

 今年3月10日、石さんは辛い労働に耐えられず、動きが鈍くなっただけで、ビンタを食らわされるなどの暴行を受け、心臓病が発症したという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/3/16/271017.html)
 
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