【明慧日本2013年3月21日】江蘇省浜海(ひんかい)県の法輪功修煉者・徐蘭さん(50)は、中共(中国共産党)当局の法輪功に対する弾圧政策の下、拘禁や拷問、暴行を何度も加えられてきた。
1999年10月から2カ月間、徐さんは数回にわたって天安門広場で法輪功が迫害されている真相を伝えたとして、和昌平刑務所に拘禁され、各種の拷問で苦しめられた。12月初め、徐さんは家に戻ってまもなく、自宅で再び不当に連行され、阜寧(ふねい)刑務所に拘禁された。
2000年、徐さんは法輪功迫害の停止を陳情するために上京したが、阜寧水上派出所で身柄を拘束された。尋問の際、手錠や枷をかけて土下座の姿勢を維持するよう強制され、眠ることも許されなかった。こうして37日間拘禁されたが、釈放されることなく、そのまま句東女子労働教養所へ移送された。同施設で20時間連続の辛い労働を強いられ、転向を目的に洗脳を強要され、日々監視された。こうして1年の刑期期間中に迫害され続けたが、刑期満了日になって、さらに7カ月間、刑期を延長されて拘禁された。
2003年1月頃、徐さんは派出所まで連行された。恐喝や不当捜索、家財を没収されたうえ、労働教養1年を宣告された。
2006年8月1日午前8時頃、徐さんは自宅で孫の面倒を見ていたが、不法侵入してきた警官に連行された。そして、塩城市洗脳班に1カ月間拘禁された。
2007年8月1日午後3時頃、1年前と同じようなかたちで10人余りの警官に不当連行された。そして、懲役3年6カ月の不当判決を宣告され、南京(なんきん)女子刑務所に拘禁された。
一昨年11月8日、浜海県610弁公室は徐さんを句容労働教養所まで不当に連行し、懲役1年6カ月の不当判決を宣告した。徐さんは現在も拘禁され続けている。