江蘇省：溧陽市留置場における強制労働の実態

 

　【明慧日本2013年1月19日】江蘇省の溧陽市留置場は多数の法輪功修煉者を拘禁している。この施設は、修煉者に過酷な労働を強制することで知られている。ここでは主に、変形したダイオードを手だけで修復する作業を行っている。

　ダイオードは外部から施設に搬入されてきたとき、変形したままである。修煉者はゴム板の上にそれを載せ、元の形に戻るまで手に力を入れて揉むよう強要される。毎日朝7時から14時間かけて、女性修煉者に5㎏以上、男性修煉者にそれ以上の数量が与えられる。昼休みもなく決められたノルマを達成しなければならない。

　長きにわたるこの過酷な手作業によって、指は関節が曲がらず硬直し、外形が歪曲となり、皮膚が腫れと脹らみ、爪が抜けた。また、アレルギー症や痒み、出来物ができるなど、各種の症状が出てくる。実のところ、修煉者は以上の症状を含めて皮膚が裂けて血が流れ出ても、休みも許されず辛い労働を強いられ続けたことがある。また、労働命令などに従わなければ、病気で老弱の人を問わず、両手をきつく縛られ、動けないよう拷問具をかけられる。

　また、施設側は無給で辛い労働をさせ迫害に加担しているだけでなく、修煉者が施設に多大な金銭を稼いでいるにもかかわらず何の褒賞も出さず、真冬でさえ冷水を浴びせるなど非常に悪らつな生活環境に置かれている。