【明慧日本2013年4月26日】元エンジニアの向暁燕さん(35歳女性)は、1997年に法輪功の修煉を始め、それ以来ずっと法輪功の「真・善・忍」の教えに従ってより良い人を目指していた。しかし1999年7.20以降、法輪功への弾圧が始まってから、この13年来、地元の多数の法輪功修煉者と同じように公安局や610弁公室による嫌がらせ・拘禁・恐喝などの迫害を受けてきた。
2002年初頭、向さんはハルビン第二留置場へ移送され、1カ月拘禁されたことがある。
一昨年の2月20日、珠江路派出所と珠江団地の役人は向さんの仕事先へ行き、会社の同僚などに嫌がらせや圧力を加えたりして、向さんの住所など個人情報を手に入れた。そして革新街派出所や革新団地の管理員、南崗区公安の職員を向さんの家へ行かせ、向さんに嫌がらせを加えさせた。その後12月21日、向さんは自宅でハルビン南崗区站前治安大隊によって連行された。
向さんの家族は正当な理由もなく連行され、拘禁された向さんのために弁護士に依頼した。それ以来、弁護士は地元警官らから嫌がらせを加えられたり、圧力をかけられたりして、向さんのために弁護をやめるよう脅された。
去年8月22日、向さんはハルビン南崗裁判所で秘密裏に不正裁判を受けた。法廷の場で弁護士は、「法輪功修煉者の宣伝資料の配布は信仰上の自然な活動であり、中国の憲法でも信仰と言論の自由は保障されています。起訴状にある『邪教組織を利用して法律を犯した』という罪を向さんに着せようとするのは間違った考え方であり、刑法に対する間違った解釈です」と指摘した。
同区裁判所は向さんに対して、不公平な裁判のもと、事実を無視して懲役3年の不当判決を宣告した。今年3月13日、向さんは黒竜江省女子刑務所へ移送され、未だに不当に拘禁されている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)