鍵一本ですべての鎖を解く
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文/吉林の大法弟子 小梅

 【明慧日本201363日】

 すべての仏像が一瞬で瓦礫になった

 私は元々仏教信者で、長年信じていましたが、何も実感できませんでした。1995年のある日、母から『轉法輪』を贈られ、「これは人を救う本で、学びさえすれば、師父が面倒を見てくださいます。他のどの神であれ、仏であれ、宗教であれ、もう人間を見てくれないのです」と母に言われました。

 私は敬虔な態度で本を拝読しました。読み終えた当日、師父に身体を浄化して頂きました。ある日、煉功していた時に、突然身体が消えたように感じ、頭の中が真っ白で、空白で、何も分からなくなりました。意識が戻った後、身体の病気全部なくなったことが分かりました。師父が私の病気を取り除いてくださった分かりました。

 かつて私は歩くのが嫌いで、いつも自転車を使っていました。修煉を始めてから2日続けて自転車2台を紛失しました。それで、自転車に依存するわけにはいかないと分かりました。私は歩いて通勤しましたが、身体が一枚の木の葉のように軽やかで、風を切って歩くように感じました。全身に回転している法輪がありました。また、法輪が腹部で身体を調整する様子や、部屋の中で舞う光景も見ました。

 法輪功を専一にして修煉しようと決心し、仏教の本を全部お寺に寄贈しました。ある夜、夢を見ました。私は飛行機に乗って遠くへ飛んでいました。機内には数え切れないほどの仏像があり、観音像、如来像、他の神様の像等などが、すべて一瞬で爆発し、瓦礫になりました。まさに師父が『洪吟』で書かれた通り「四大は已に風化し 舊法は解体しつつある」でした。

 至る所に師父の写真がある

 1996年、師父の済南での説法ビデオを見に行きました。講堂に入る前に、柱のような一本の光が私の両目の間に入りました。師父の説法ビデオを見終わって、講堂を出たら、師父の法身が至るところにいらっしゃるのを見ました。壁、天頂にも師父の写真があり、写真の後ろに法身がありました。また、天に届く梯子も見ました。梯子を登って、下を振り返って見ると、本当に汚く、危なかったのです。

 人心を練磨する

 私は元々製紙工場の食堂で働いていました。上司は程姨という名前の女性で、彼女の夫工場長の助手ですので、食堂では非常に高慢で、誰もが彼女を恐れていました。しかし、彼女は私に割りに優しく、常に私と雑談をしていました。

 ある日、彼女は突然私を罵りました。私はやり返そうと思いましたが、口がきけなくなり、声を出せませんでした。「殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さない」という師父の説法が頭に湧いてきました。

 しかし、彼女からの「虐め」はやみませんでした。私は仕事量を急に増やされ、他人の仕事も私にさせました。しかも、誰かが私を手伝おうとしても許さず、体力的にきつく汚い仕事ばかりを私にさせました。怪しいことに、その間お客様が異常に多く、他の支工場の従業員も私たちの食堂へご飯を食べにきました。茶碗や皿などの片付けや洗いを全部私一人にさせました。こっちを終えるとすぐにあっちに呼ばれ、ぐるぐる回されました。まっすぐに食器を持ってくるお客様は、程さんに止められ、私は試練のためにきたのだと言い聞かせたのです。さらに、食べ残したリンゴの芯を私のラーメンに入れたり、罵ったりしました。退勤するときに、彼女にドアのところで止められました。ひいては、私の髪の毛を掴んで引っ張ったり、暴力を振るったりしました。しかし、いずれも私はニコニコして、やり返さなかったのです。

 私は虫が一番怖かったのに、彼女はわざと数本の大きな虫を私の前に置きました。鶏を殺す様子が怖かった私に、彼女はわざと殺されてまだ死んでいない鶏を私の目の前に置きました。

 私の勤務先は製紙工場で、従業員が紙を盗んで持ち帰ることは日常茶飯事です。程さんは何度も私に盗ませようとしましたが、私に拒否されました。そのため、彼女に仕置きされました。暑い昼間、太陽に照らされ、木や板の運搬をさせられました。また、私が作ったラーメンを売られ、ご飯の直前に、再び私に作らせました。こうして、私の仕事量は倍に増えました。それだけでなく、会社が従業員に物を配布する時に、私の分は彼女に没収され、例え配布されても必ず悪いものばかりでした。

 彼女には1年ぐらいこのように痛めつけられました。しばらくして、私の不満や、不公平な心がなくなり、程さんは悪いと思わなくなり、慈悲心が生じました。ある日、私を殴った彼女は、翌日通勤の途中ガラスで足を刺され、仕事ができなくなり、多くの同僚に「報いに遭った」と言われましたが、私は彼女に同情しました。「程さん、長い間、心の試練をさせてくれて、ありがとう」と私は心の底から感謝しました。

 本当に自分に感謝の気持ちが出たときに、程さんの私に対する態度も変わりました。彼女は私を罵ったり、殴ったりすることをやめました。ある日、会社で彼女は私の手を握りながら、「あなたのような善い人に、私は悪い態度で苦しみばかり与えて、いったいどうしてだろう。自分でも分からない。本当に申し訳ないです!」と私に謝って、泣きました。私も泣きました。数日後、彼女は転職しました。

 鍵一本ですべての鎖を解く

 「鍵一本で鎖を一つ解く」という言い方がありますが、私は鍵一本ですべての鎖を解くことができました。程さんが転職した後、私の功は非常に順調に上へ上がり、毎日勤務先に一番早く到着します。

 ある日、私は通常よりもっと早く食堂に到着しましたが、管理人さんがまだ来てないため、炊飯用の米を出せませんでした。私が自分の鍵で倉庫のドアを開けようとしますと、鍵を入れた途端、鎖が解けました。他の鎖に入れてみると、全部解けました。これは功能の表れだと分かりましたが、心は動じませんでした。

 すべてのものに魂がある

 あるとき、壁に貼ってある絵、ベッドシートに押印された花が生き生きと、立体的に見え、色も鮮やかで、実物より綺麗でした。また、絵の中の河の水も流れており、鳥が啼き、人物がしゃべり、木は涼しいと感じました。

 我々が描いた一筆も動いています。異なる人が描いた一筆は異なる色をしており、業力の大きな人の一筆は黒く、業力の小さい人はグレーか、淡い色をしており、我々煉功者の一筆はピカピカと光っているのもありました

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/5/24/274089.html)
 
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