河北省:法輪功修煉者が拷問され心神喪失
【明慧日本2013年6月5日】河北省邢台(けいだい)市の劉強さん(40代男性)は2010年10月頃、不正役人らによって自宅から強制連行された。連行の当日、パソコンやプリンタなどの電化製品をすべて脅し取られた。そして1年の労働教養処分を宣告されたが、逮捕状の提示もなく法的な手順も踏んでいなかった。劉強さんは法輪功を学んでいるという理由で、このような迫害にあったのだ。
邢台労働教養所で劉さんは、施設の規則の暗記を拒否しただけで、足腰が立たなくなるまで殴る蹴るの暴行を受け重体となった。その後も滅多打ちにされる日々が続き、夜には睡眠をはく奪され、拷問された。その影響で、一昨年2月14日、劉さんは心神喪失状態に陥った。しかし、何の治療もされず、24時間体制で手錠をかけられたり、鼻からチューブを差し込まれたりするなど、日を追うごとに迫害は激しさを増した。また、意図的に刑期を2ヵ月ほど延長された。
劉さんは、このように暴行を受ける日々となっており、体罰で立たされ、嫌がらせで差し入れを禁止されるなど、肉体的、精神的にひどく疲れ果てていた。そのため、ますます精神的に弱り心神喪失状態がなかなか治らず、深刻な状況となっている。