海峡を越えて真相を伝える(写真)
■ 印刷版
 

 【明慧日本2013年7月2日】「『私達はもうここでテレビを見ることができなくなりました。早く新版を出してアップグレードするようお願いします!』中国本土の視聴者の叫び、差し迫った言葉を聞き、私の心はとても揺り動かされました! 本土の人達はこれほど切実に、真実の報道を渇望しているのですか?」

 中共(中国共産党)の情報封鎖を突破し、国内外の真実の情報を知りたいという本土からの訴えを聞き、台湾の高尾で法輪功を学んでる何さんは考え込んだ。中共のネットワーク封鎖を突破し、本土にネットワークテレビで真実の情報を伝えることは、自由な世界への窓を開き、人が新鮮な空気を吸うことと似ている。情報が強制的に閉鎖された中国人にとってそれは貴重なことだ

 これは今年6月2日に台湾中坜市で催された、ネットワークで真相を伝える交流会の情景だ。200数名の法輪功修煉者は一緒に平日ネットワークを利用して、真相を伝えた体験を研究し合い、共に向上し、より多くの人に真相を調べてもらえるように交流している。

台湾法轮功学员交流、切磋利用网路传递真相讯息的心得
ネットワークを利用して、真相の情報を伝える収穫を交流する台湾の法輪功修煉者ら

 怠らず力を尽くす

 台湾各地のこれらの修煉者の職業は多種多様で、専業主婦・サラリーマン・医師・教師・社長などがいて、インターネットを利用して人々に法輪功のすばらしさ、および法輪功修煉者が無実の罪で中国共産党に迫害されている事実を伝えている。彼らも仕事を持っているので、プライベートな時間を利用して法輪功の真相を広めている。真相を伝える中で困難や挫折もあるが、彼らはより多くの中国人に真相の情報を伝えようと努力している。ある修煉者は時間を節約するため昼休みの時間に弁当を家に持ち帰り、食事をしながらパソコンを操作している。ある年配の修煉者はパソコンを初歩から習い始めて、いまではコンピュータを使って情報伝達ができるようになった。ある修煉者は他の修煉者のコンピュータ処理を助けるために、夜中まで働いている。またある修煉者は、大陸の中国人に継続的に情報を伝えられるように絶えず技術を向上させている。

 インターネット上で文章を公開し広く真相を伝えている余さんは、多くの時間をかけてネット封鎖を突破している一人だ。文章の公開を始めたばかりの時、なかなか成功せず、丸1日かけても1篇の文章もアップロードすることができなかった。彼女は問題がどこにあるかを考え、ついに封鎖の原因を見つけた。彼女は、中共(中国共産党)は民衆が真相を知ることを恐れ、卑劣な手段でmmmんんみんn未情報封鎖していると指摘する。しかし人々の真相を知りたいという強い願いが彼女に文章を書かせ、大量の情報は封鎖突破して、本土に届いている。

 台北在住の黄さんは他の修煉者がコンピュータで真相を伝えることに協力するために、交流会場に何台かのコンピュータを運んだ。会場は住宅地にあり、周辺に停車できないため、彼はタクシーでパソコンを運んだ。それを見て親友が「なぜそんなに苦労してまで運ぶの?」と彼に尋ねた。黄さんは「真相を伝える活動に、より多くの修煉者に参加してもらいたいからです」と答えた。

 真相 から来た宇さんの母親は、宇さんの生まれてからも真相を伝えていた。宇さんは4歳から母親とコンピュータで本土へ真相資料を転送している。彼はパソコンのキーボードでアルファベッドを学んだ。現在、宇さんはまだ幼いが、パソコンで本土に真相を転送することができる。

  民衆の反応

 ネットワークテレビを順調に視聴できない時、封鎖を突破し真実の情報を得られるようネットユーザーは切望している。フォーラム上で何さんは、最近ネットユーザーが一方的に協力を求めるだけではないと感じている。真実の情報を渇望している彼らは、ネット上で情報を共有し、技術交流をしているのだ。

 長年のネットユーザーである余さんは「人々は真相を知れば変わる」ことを証言する。多くの人は最初は法輪功に対して誤解・侮蔑の態度を示すが、余さんが彼らに真相を伝え続ければネットユーザーは真相を理解し、三退を声明し、中には自発的に法輪功を学ぶと言う人までいるという。余さんはいつも真心でネットユーザーに対応ししている。ある日、1人のユーザーがチャットするように求めきた。彼女がビデオを見ると、相手は裸になっていた。その時、彼女はその人は黒竜江省の人だと思いついた。「あなたは寒くありませんか?」と聞くと彼は「寒いです!」と答えた。「それでしたら早く服を着てください」と彼に言うと、そのユーザーは服を着た。それから彼女は相手に真相を伝えることを始め、最後にユーザーは三退を声明した。

 同様にネットユーザーに真相を伝えている陳さんは、ある日とても長く1人のユーザーと話をし、多くの資料を渡した。しかし、そのユーザーは、いつも法輪功修煉者のいうことは嘘だと言い、共産党はそんなに悪くはないと主張していた。時には乱暴な言葉をかけたりもした。徐々に、陳さんは根気強く話すことができず、相手に不満を感じるようになった。しかし、彼女は心を静めて自分の内なる問題を見つめた。「相手が共産党を信じきっており、私の言葉をを信じない」時に起きた争いの心を見た。「私の言ったことはすべて正しいが、口ぶりは善ではない。これは言葉の戦いではないのに、どうして彼を救うことができるのか?」そして彼女が考えを変えると気持ちも変わり、彼女は直ちに善のエネルギーが心身を満たすのを感じることができた。あらためて彼に真相を伝えた時、相手はなんと先に口を開いた。「申し訳ありませんでした! 前回はあなたを口汚く罵ってしまいました。私はすべて分かりました。ありがとうございます!」

 台湾海峡を越えて伝えた真相と、台湾の法輪功修煉者の真相を伝えるボランティア活動は、本土の民衆の認識を確実に変えている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/6/4/274905.html)
 
関連文章