湖北省:法輪功修煉者 罪なく7年間拘禁され、拷問の末に死亡
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 【明慧日本2013年10月2日】武漢市に住んでいた曹靖宇さんは9月15日、湖北省中山病院へ運ばれ、一週間後、この世を去った。享年わずか40歳。彼は1998に法輪功を習い始めたが、1999年7.20から中共(中国共産党)の弾圧政策が始まり、その間、法輪功をやめないという理由で、14年にわたって絶えず様々な迫害を受け続けてきた。


曹靖宇さん

 2000年、曹さんは法輪功のために北京へ陳情のために訪れたことを理由に、2年ほど洗脳班に拘禁され、迫害された。その後、2003年3月末、広州市で拘束されたあと、懲役7年の不当判決を受け、広東四会刑務所に収容された。拘禁中、狂暴な灌食、行動制限、強制労働、日常用品の購入禁止、体罰、睡眠のはく奪など、数々の迫害を加えられた。

 2008年、施設側は法輪功に対する曹さんの信念を見て、減刑を条件に拷問に協力している受刑者に対し、曹さんへの暴行、侮辱、体罰、虐待をエスカレートさせるよう指示した。曹さんは目に農薬を入れられたことで、ほとんど失明に近いほど視力を失った。

 また、拷問に協力する受刑者らは、曹さんのベッドや布団など見渡す限りのところに法輪功を誹謗中傷する汚い言葉を書き込んだうえで、曹さんにそれを踏みつけるよう強要した。それだけでなく、曹さんを8日間にわたり、睡眠も許さずに、その汚い言葉が書き入れられた地面の上に立たせ続けた。そのため、曹さんは腎臓機能が衰弱し、足や顔などに大きな出来物が出て化膿し、そこからは血が流れ出た。

 2009年11月18日、曹さんは出所したものの、それ以降、610弁公室や中共の役人から嫌がらせや脅威を受け続けた。

 
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2013/9/29/280464.html)
 
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