元ガン患者 旧正月に警官に連行される
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 【明慧日本2014年3月8日】河北省撫寧(ふねい)県の石門寨派出所の警官数人は先月12日、法輪功修煉者・尚秀君さん(46歳女性)の家に突然やってきた。尚さんは警官らの姿を見てすぐに部屋の鍵をかけた。しかし、警官は窓から室内に不法侵入し、尚さんを強制連行した。その日の午後2時ごろ、同省秦皇島市の国保(国家安全保衛)大隊の警官は、石門寨派出所から尚さんを連れ出し、車に乗せて行った。

 秦皇島市の国保大隊の警官は、昨年6月から尚さんの連行を企んでいたが、尚さんが家から離れたため連行できなかった。先月12日、旧正月で家族の団欒のため、尚さんは家に帰った。警官はそれを狙って、尚さんを連行した。

 尚さんは石門寨鎮高井村に住む農婦であるが、ガンを2度患い、法輪功を修煉することによって命を救われたことで村人に知られている。

 1999年5月、尚さんは法輪功を学び始めた。その前から尚さんは卵巣癌を患っているが、修煉してしばらくすると、奇跡的に癌が治った。尚さんは嬉しくて、法輪功への感謝の気持ちでいっぱいだった。

 しかし、その年の7月になって、中共(中国共産党)当局は法輪功への弾圧を開始した。当局は全国のマスコミを使って法輪功を誹謗中傷した。恐怖を感じた尚さんは法輪功の修煉をやめた。

 その4年後、尚さんは具合が悪くて病院に行ったが、「腸ガン」と診断され、しかも、腫瘍が大きくて腸を塞いでおり、医者に「すぐに入院して手術しなさい」と言われた。当時、35歳の尚さんの家には、12歳の息子と病弱の義母がおり、夫1人がアルバイトをして稼ぎ、家の生活を支えている状態で、手術費用がない状態であった。しかし、尚さんのために、家族は入院保証金として、5000元を借りて、その翌日に尚さんを病院に連れて行こうとした。

 借金した日、尚さんは幸いにも、かつて一緒に法輪功の功法を練習した人に出会った。尚さんは自分が翌日に入院して手術することをその修煉者に話した。修煉者は尚さんに「あなたは以前、法輪功を学んでいましたね。法輪功が健康を取り戻せることもよく知っていると思いますので、法輪功の本を読んで、功法を練習してみてください」と言った。

 話を聞いた尚さんはすぐに家に帰って、『轉法輪』を探し出し、読み始めた。本を読みながら、尚さんは体に法輪が回転しているのを感じた。その日の夜、尚さんは排便のとき、黒っぽい血の塊を排出し、一晩よく寝て、翌日に起きたら、すっかり元気になったと感じた。その後、尚さんは再び病院で検査を受け、「ガンが消えた」と医者に言われたという。家族みんなが法輪功の奇跡を目の当たりにして、とても喜んだ。

 その後、尚さんは法輪功の教えの「真、善、忍」に従い、心性を向上し、より良い人になるために努力を重ねた。数年来、尚さんはいつも、法輪功の恩恵を受けた自身の体験を人々に話をした。

 昨年6月10日、秦皇島市の国保大隊の警官は17人の法輪功修煉者を連行し、尚さんも連行しようと企んだ。

 7月、石門寨派出所の警官は尚さんの家へ行き、「お前に身分証明書を作るため、一緒に派出所に来い」と騙し、尚さんを連行しようとした。尚さんは警官についていかず、家を出た後、警官に追いかけられたが、連行は免れた。

 しかし、旧正月になって家に戻ってきた尚さんは、警官に連行されたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/2/16/287764.html)
 
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