甘粛省の元検察官 11年間刑務所で迫害され精神異常に
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 【明慧日本2014年3月17日】甘粛省の白銀市検察院の元検察官・常具斌さん(47歳男性)は2002年、地元のテレビに差し込み放送をして、法輪功迫害の真相を放映したことに加担したとの理由で連行され、当局の裁判所に懲役11年の実刑判決を言い渡され、蘭州刑務所に収容された。刑務所で常さんは何度も独房に拘禁されて迫害され、心身ともに苦しめられた、昨年8月31日、常さんは満期で解放されたが、精神障害の症状が現れ、普通に生活を送られず、路頭に迷い込む状態になった。それで、常さんの妻は裁判所に離婚の手続きを提出したという。

 常さんは甘粛省政法学院から卒業し、検察院に就職した。その後、常さんは法輪功と出会って修煉し始め、法輪功の教えの「真、善、忍」に従い、より良い人になるようと努力し、道徳の向上ができた。しかし、1999年7月、中共(中国共産党)政府は法輪功を誹謗中傷し、法輪功への弾圧を始めた。常さんは法輪功による心身の健康効果の体験を政府に伝え、迫害停止を求めようと、同年10月26日に北京へ行ったが、警官に連行され、労働教養処分1年を下され、平安台教養所に送り込まれた。それで、常さんの勤め先は勝手に辞表を書き、常さんに署名するように強要して、常さんを辞めさせた。その後も常さんは繰り返し5回も拘禁されたことがあり、合計145日拘禁された。

 2002年8月17、18、19日三日間連続、甘肅省蘭州市、天水市、白銀市などのケーブルテレビ局で、『歴史の審判』、『証明』などの法輪功迫害の真相の番組が放送し、江沢民らの悪事を暴露した。白銀市のテレビで約15分続けて放送し、10万人ほどが見たという。

 しかし、その後、甘粛省公安庁、蘭州市公安局、白銀市公安局など、手を組んで法輪功修煉者を連行し、法輪功修煉者の家族までも連行した。常さんは連行を避けるため、家を離れたが、家宅捜索を受け、法輪功を学んでいない妻までも公安局に連行され、24時間拘禁された

 常さんは2002年9月上旬に蘭州市で警官に連行され、白銀市に秘密裏に送還されて拘禁された。

 2002年10月27日、白銀市の白銀区裁判所は懲役11年の実刑判決を宣告し、蘭州刑務所に送り込んだ。

  常さんは刑務所で家族との面会を許されず、何度も独房に入れられた。2005年5月、省の管理部門の人が刑務所に来て、入所者から話を聞く会を設けた。その会で常さんは刑務所側がよく法輪功修煉者たちを独房に入れるという真実を話したが、会が終わって、すぐに四監区の独房に入れられ、強制洗脳を行われ、2008年まで出られなかった。

 2008年8月、独房から出たばかりの常さんは再び独房に拘禁され、6人の受刑者に監視され、部屋から出ることを一度も許されず、2カ月間拘禁された。

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拷問の実演:独房に拘禁される

 2009年7月、常さんは監区長にベッドに縛られ、酷い拷問を受けた。

 2009年11月11日、常さんの母親は1人で、遠い実家から常さんに会うため刑務所に行った。しかし、警官は「お前の息子は俺達を殴った。面会を許さんぞ」と嘘をつき、母親を追い出した。母親は警官の言うことを信じず、翌日に蘭州刑務所管理局へ行き、面会できない本当の理由を聞いた。そして、管理局の職員が刑務所に電話し、「3カ月前から常具斌を独房に入れている」と電話の向こうで話す声が母親に聞こえた。その翌日、母親は息子と会えた。2人に監視され、中から出た常さんは顔が腫れ上げ、足も不自由だった。

 2010年3月、常さんは白銀市検察院に手紙を書き、小隊長に渡し、出すようとお願いしたが、小隊長は出さずに中隊長に渡した。中隊長が教導員に渡し、教導員は副政委に渡した。副政委は手紙を読んで、常さんを独房に入れるよう指示した。常さんは独房に入れられ、手錠と足かせをつけられて繋がれ、まっすぐ立つことができなかった。76日間独房に拘禁された常さんは痩せこけ、目が見えなくなった。

中共酷刑示意图:手铐脚镣
拷問の実演:手錠と足かせをつけられる

 若くて有望な青年だった常さんは、蘭州刑務所に11年間拘禁され、数多くの拷問を受けた結果、精神障害者になった。

 蘭州刑務所は法輪功修煉者に対し、独房や死人ベッド、鉄の椅子などの拷問具と卑劣な手段を使って、精神的に肉体的に修煉者たちを苦しめている。蘭州刑務所は1999年7月から現在まで、200人以上の法輪功修煉者を拘禁している。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/2/24/288042.html)
 
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