甘粛省:男性が拷問により全身不随に
【明慧日本2014年2月21日】甘粛省蘭州刑務所は昨年12月31日、警官らと結託して、平堡郷の法輪功修煉者・白三元さん(51歳男性)の家に不法に押し入り「重病のための服役中の一時出所」の権利を無視し、白さんを連行した。
白さんは、これまでに法輪功を学んでいるという理由で、14年来、中共(中国共産党)当局に迫害され続けてきた。
2010年5月16日、白さんは靖遠(せいえん)県留置場まで不当に連行され、トラの椅子と呼ばれる拷問を10日間連続で受けたあと、左足が萎縮し不随になった。にもかかわらず、2カ月後、懲役6年の不当判決を宣告された。
蘭州刑務所で灌食などの迫害を受けた白さんは、貧血や胆嚢結石など各種の重病を発症した。数回にわたる拷問により、2011年7月4日、病院から「白さんが危篤」との知らせを受け、施設側は「重病のための服役中の一時出所」の許可をせざるを得なくなり、白さんを解放した。
白さんは家に戻ったあと、数回にわたって病院に通っていた。その間、手術などで莫大な医療費を費やした。しかし、病気は一向に回復しなかった。もっとも深刻な状態は、小指以外の体は動かなくなり、全身不随状態になったことがある。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)