蘭州市の法輪功修煉者4人に不当判決 
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  【明慧日本2013年10月19日】甘粛省蘭州市城関(じょうかん)区裁判所は先月23日に非公開裁判を行い、法輪功修煉者・王有江さんに懲役6年、陳潔さんに5年、葛青春さんに4年、盧月玲さんに3年の不当判決を宣告した。

 王さん、陳さん、盧さんは先月末、すでに上訴申立書を蘭州市中級裁判所に提出し、法律に基づいて城関区裁判所の違法判決の取り消しを求め、無罪を主張した。 

 王さんは、城関区公安支局・国保(国家安全保衛)大隊の警官が民家に不法に押し入り、家財を没収したこと、拷問で自白を強要したという事実を上訴申立書の中で暴き出した。昨年6月28日午後4時~7月2日夜7時まで、王さんは、城関区公安支局・国保大隊の警官に「虎の椅子」に縛られて苦しめられた。警官は4日間、王さんに睡眠を許さず、しかも強い明かりで王さんの目を照射した。王さんに高血圧の持病はなかったが、血圧が上昇して下がらなかった。

酷刑演示:老虎凳
拷問の実演:虎の椅子

 4人の法輪功修煉者は昨年6月28日~7月4日、城関区公安支局・国保(国家安全保衛)大隊の警官に相前後して連行され、不当に1年余り拘禁された後、裁判所は弁護士の介入を妨害し、何度も非公開裁判を行った。 

 現在、陳さんは蘭州市第1留置場で労役を強制され(かつらを作る)、朝6時~夜8、9時まで、毎日必ずノルマを完成しなければならず、超負荷の作業で陳潔さんの頚椎・背中・目の痛み、同時に胆嚢炎を発症し、深刻な貧血の症状が現われているという。

 王さんは2001年1月10日、かつて城関区裁判所に懲役10年の判決を下された。今年9月23日、再度、懲役6年を宣告され、現在、同市西果園留置場に拘禁されている。 

 陳さんは2003年12月、同市七里河区裁判所に懲役3年の判決を下された。今年9月23日、再度、懲役5年を宣告され、現在、市第1留置場に拘禁されている。 

 葛さんは今年9月23日、城関区裁判所に懲役4年を宣告され、現在、同市西果園留置場に拘禁されている。 

 盧さんは今年9月23、城関区裁判所に懲役3年を宣告され、現在、市第1留置場に拘禁されている。 

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/10/5/280799.html)
 
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