甘粛省の女性 独房で迫害される
【明慧日本2013年9月5日】甘粛省天水市の寧元珍さん(60歳女性)は、1997年9月1日に法輪功を学び始めてから、わずか2ヵ月で長年の背中の痛み、骨折、痙攣などが全快した。
2000年12月頃、寧さんは勤め先の病院で警官に呼び出されたところ、直ちにパトカーの中に押し込まれた。そして、公安支局戒毒所(麻薬更生施設)へ移送され、真っ暗な独房に監禁された。
独房は寒気が部屋に走り、湿度の高く狭い環境の中で6人と同室していた。6人のうち、同じく修煉者が3人いて、寧さんは彼らと互いに背中と背中を合わせて体温で寒さを凌いだという。こうして10日後、寧さんは金銭を恐喝されたうえで解放された。
2009年、寧さんは法輪功の資料を配布した際に警官に捕えられた。そして、国保(国家安全保衛)大隊に身柄を拘束され、絶えず不当に尋問を強いられた。拘禁されて1ヵ月後、解放を条件に家族から約1万元の金銭を脅し取られ、寧さんは出所することができた。
寧さんは家に戻ったが、それから、警官や役人から嫌がらせを加えられる日々となっていた。特に、敏感日になるたびに、嫌がらせが酷くなったという。