甘粛省:絵画店経営者が監視・不当連行される
【明慧日本2013年1月24日】甘粛省蘭州市の賀建忠さん(55)は法輪功を修煉する前に、交通事故で半身不随になった。しかし修煉を始めてから、持病の結核病だけでなく障害からも回復し、健康な体を取り戻した。しかし昨年10月27日、自宅で警官らに暴行され、1万元の現金など一部の家財を没収された。その後、龔家湾洗脳班での不当拘禁を経て、蘭州市第二留置場に収容されている。また面会禁止令も受けた。
2000年12月末、賀さんは法輪功迫害の停止を陳情するために上京した。地元に戻ると、陳情活動が罪とされ、懲役7年の不当判決を宣告された。
思想改造の転向を目的に、 蘭州監獄側は賀さんに46kgもの足枷をかけ、連日睡眠をはく奪し、拷問を加え続けた。
拷問の実演:足枷
2008年、賀さんは刑期が満了になったものの、釈放されなかったため、洗脳班へ移送しようとした当局の不当拘禁を断固として拒否した。施設側は賀さんの身分証明書などは一切返却しなかった。賀さんは出所できたものの証明書などがないため就職できず、生活に支障が出ている。
去年10月27日午後3時頃、絵画店を営んでいた賀さんは警察に連行された。最初は、客を装った警察が入店し、店内の状況を確認した。警察は賀さんの身元を確認し、店に押し入った。賀さんは連行を拒否したが、警官は賀さんの顔面に暴行を加え、強制連行した。同時に、公安は賀さんが持っていた現金をすべて没収した。