甘粛省:城関区裁判所は、法輪功修煉者数人に不当判決
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 【明慧日本2013年1月9日】甘粛省蘭州(らんしゅう)市に在住の法輪功修煉者・王有江さん(44)と、陳潔さんは昨年6月29日、地元の国保(国家安全保衛)大隊により蘭州市第二刑務所まで不当に連行されたあと、同市九洲第一労働教養教所へ移送され、未だに拘禁されている。

 10月末、王さんが起訴されたため、家族は弁護士に弁護を依頼した。しかし、司法部門は王さんの弁護士を妨害し、家族に依頼を拒否するよう脅した。

 11月24日(土曜日)、城関区裁判所は家族と弁護士に裁判の日時を知らせず、秘密裏に王さんと陳さんに不当判決を宣告した。そのため、被害者家族は拘禁施設や公安局、司法部門を往復したが何の対応も取れず、故意にたらい回しにされた。

 王さんは、元蘭州軍区通信部隊の少佐にも関わらず、法輪功を止めないという理由で、懲役10年の重刑判決を宣告され、体に支障を来たすまで拷問迫害を加えらる日々だった。刑期が満了して釈放されるときは自立生活ができないほどだった。王さんは釈放後も、依然として公安局などに嫌がらせをされ続けている。

 8月頃、同市の法輪功修煉者・韓仲翠さんが不当に連行された。親族は2カ月間、探し続けた結果、韓さんは自宅で連行されたあと、同市九洲第一労働教養教所に拘禁されていたことを知った。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/1/1/267274.html)
 
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