甘粛省:無実の夫婦が重刑判決に直面
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 【明慧日本2013年8月23日】甘粛省蘭州市紅古(こうこ)区の法輪功修煉者・陳徳光さん(67)は、1997年8月に法輪功を学び始めるまでは、腰痛、頸椎椎間板ヘルニア、胃痛などで苦しんでいたが、修煉後は全快し、喫煙・飲酒の習慣もなくなった。

 2011年7月6日、陳さんと妻・盛春梅さんは、神韻公演を収録したDVDを地元で配布した。陳さんはそれを理由に花荘派出所の警官に不当連行され、ひどい暴行を加えられた。そして、陳さんは区刑務所に拘禁され、妻・盛さんは執行猶予を宣告された。

 今年4月20日、同区裁判所は、被告人側の弁護士の入廷を待たないまま、陳さん夫婦に対して不正裁判を開廷するよう610弁公室に圧力をかけられた。

 5月、同所は陳さん夫婦に対する不正裁判を開廷した。法廷の場で、検察は偽の証拠を元に裁判したため、正義ある弁護士の弁護の前で、しどろもどろで答える言葉すら見つからなかった。最終的に、裁判長さえ返答に困った挙句に裁判を続けられなくなった。

 今月9日、同所は陳さん夫婦2人に懲役9年の不当判決を宣告した。一方、弁護士は上訴を依頼した陳さん夫婦と面会したとき、妻・盛さんは糖尿病の症状がひどく、失明の恐れがあると見て、陳さん夫婦の深刻な状況を心配している。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/8/17/278264.html)
 
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