2014年国際肝臓移植学会合同会議:医療界の専門家が中国共産党の臓器狩りを非難(写真)
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 【明慧日本2014年6月25日】国際肝臓移植協会(ILTS)、欧州肝腸移植協会(ELITA)と欧州肝臓病重症看護グループ(LICAGE)が共同組織した国際肝臓移植学会合同会議が、2014年6月4日、ロンドンエリザベス二世会議センターで開催された。1000名を超える医師、麻酔師、看護師、臓器コーディネーターが世界各地から集まった。 

 会議当日、イギリスの法輪功修煉者は、会場の外で会議の参加者に、中国では中国共産党により、法輪功修煉者の臓器を生きたまま強制摘出し、売買するという犯罪行為が行われていることを伝え、「臓器の強制摘出に反対する医師会(DAFOH)」が行っている臓器狩り反対の署名活動を行った。様々な国の参加者は臓器狩りの事実を知り、一様に臓器の強制摘出は反人類的な罪であり、断固として反対すべきであると示した。 

 会議参加者の一部は、すでに共産党による臓器狩りについて聞いたことがあり、この犯罪を終わらせるために何か力になりたいと語った。また、はじめてこのことを耳にした人々は非常に驚き、真相を知ってから、直ちに署名した。 

はじめて臓器狩りのことを聞き、臓器狩り反対の署名をするブラジル代表 

臓器狩り反対の署名をする参加者 

2人の米国人女性医師 臓器狩りについて既に聞いたことがあるという 

 米国人女性医師2人は中国共産党による臓器狩りを聞いたことがあるという。彼女らは臓器狩りの制止を求めて署名をした。そのなかの一人は署名しながら、1人の中国医師が数年間という短い期間に数千件の臓器移植手術をしたという事実について、まったくありえない話だと述べた。 

 会議には多くの中国人医師も参加し、何人かが足を止め、真剣に説明を聞いていた。彼らは、国際的な独立調査により、人類史上で最も邪悪な犯罪が実在すると証明されたと聞き、自ら資料を求め、関連するウェブサイトのリンクを尋ねた。彼らは必ず更に調べると語った。そのなかの1人は真剣に説明を聞いた後、自分は断固として絶対に臓器狩りに参加しないと示した。 

 米国人医師「臓器狩りは反人類、反人権」 

米国テキサス州の肝臓病部門の医師H. P. Monsour氏  

 H. P. Monsour医師は米国テキサス州ヒューストンで肝臓病部門を担当している。彼は中国共産党が法輪功学習者からの生きたまま臓器狩りを行っていることに対して、反人類の行為であり、自分は断固として反対すると語った。また、国際社会にはこの犯罪行為を制止させる責任があると示した。 

 彼は「自由世界の人は皆、これが起きてはならないことであると思っています。この犯罪行為を終止させるために、すべの人がこのことに関心を寄せるべきです」「これは反人類、反人権であり、必ず停止すべきです」、「人々はこの件についてすでに聞いたことがあると思います。しかしまだまだ足りません。これを停止させるには、更に多くの協調的な努力が必要です」と述べた。 

 ブラジル人医師「すべての人が断固として反対すべき」 

ブラジル人の医師Ilka Voin氏 

 Ilka Voin氏はブラジルの肝臓移植専門の外科医である。彼女とブラジルからやってきた2人の同僚は、すでにこの件を聞いたことがあると語り、この犯罪行為を非難した。Ilka氏は臓器狩りで利益を得ることは反伝統、反人類であり、断固として反対すべきであると述べた。 

 彼女は「ブラジルと南米国家を含め、私たちはみな、この類の臓器獲得を反対します」「私は中国共産党による法輪功修煉者への臓器狩りに断固として反対します。これは人間性に反することだからです」「すべての人は『私は断固として反対する』と示すべきです。これは非常に重要です」と述べた。 

 インド人医師「臓器狩りの真相を広く伝えることは非常に重要」 

 

インド人医師Ruchi Sharme氏 

 Ruchi医師はインドの外科医であり、肝臓病の治療以外に、現在は肝臓移植手術方面の研究をしている。すでに共産党による臓器狩りの犯罪行為について聞いたことがあるという。彼女は更に多くの人がこのことを知り、そして更に多くの人がこの反人類的な犯罪を制止することを希望した。 

 彼女は、「これはまったく非人道的です。誰もこのように対処されてはなりません。これは受け入れ難いことです。必ず制止すべきです」「この情報を広く伝えることは非常に重要です。なぜなら、このことを知ってこそ、彼らはこれを阻止するために努力できるからです。ですから、このことは非常にやる甲斐があり、更に多くの人に伝えるべきです」と述べた。 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/6/6/293100.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/6/7/1550.html)
 
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