雲南省:11年間不当拘禁の女性が受けた迫害事実
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 【明慧日本2014年9月10日】雲南省昆明市の法輪功学習者・宋麗霞さん(48歳女性)は法輪功を学んでいるとの理由で3回にわたって不当に連行された。実刑判決2回と労働教養処分1回を下され、計11年間、刑務所や労働教養所に拘禁されていた。今年1月22日、宋さんは満期になって刑務所から出て帰宅したが、刑務所でさまざまな迫害を受けたため、腰を痛め、記憶力がかなり低下しているという。

 2001年10月、宋さんは連行され、2年の労働教養処分を科せられ、大板橋女子労働教養所に収容された。教養所で宋さんは毎日、昼に畑で15時間の労働と、夜に手作業の労働を強要された。ある日、宋さんは他の法輪功学習者に暴力を加える警官を止めたため、労働教養の期間を2カ月延長された。

酷刑演示:毒打

拷問の再現:殴打

 2004年8月、宋さんは再び連行され、懲役4年の不当判決を言い渡され、省第二女子刑務所に収容された。刑務所に入ってすぐ刑務所のルールを覚えさせられ 、法輪功への誹謗中傷の文章を読むことを強要された。宋さんは不当な要求に従わず、法輪功の功法を練習した。そのため、警官はスタンガンで宋さんを1時間あまり殴打した。宋さんは頭部・頚部・腰などを殴られ、目を閉じて痛みを必死で耐えたが、出血して意識不明になった。

 その後、宋さんは独房に4カ月間拘禁された。1週間だけ出ることができたが、また2カ月間、独房に入れられた。独房から出てきたとき、宋さんは極度に痩せ、耐えられないほど腰を痛めていた。さらに拷問用の小さい椅子に長時間座らされた。2008年8月、宋さんは刑務所から解放された。

 2009年1月25日、宋さんは3度目となる不当連行に遭った。懲役5年の実刑判決を下されて再び第二女子刑務所に送られた。刑務所で宋さんは腰痛で椅子に座れず、地面に座ることしかできなかったが、重労働を強いられた。宋さんは奴隷労働に抵抗したため、狭くて陰湿な独房に6カ月間入れられた。真冬も独房のドアを閉めることを許されなかった。

 今年1月に拘留期間が満了し、刑務所から出所した宋さんは、腰痛がひどく、記憶力が低下し、反応もとても鈍かったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/25/296446.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/9/7/2877.html)
 
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