大連市の法輪功学習者 再び不当判決下される
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 【明慧日本2014年9月18日】遼寧省大連市の法輪功学習者・曲斌さん(41歳男性)は7月23日、警官により不当に連行され拘禁された。5日後の28日、家族は中山区裁判所から「曲斌に懲役6年の実刑判決を下した」という通知を受けた。曲さんの妻は曲さんと面会しようとしたが許されず、上訴しようとしても受理されなかった。曲さんが連行された後、音信不通だったため、家族も曲さんの安否が分からなかったが、情報筋によると、曲さんは留置場で断食して迫害に抗議していたという。

曲斌
曲斌さん

 7月23日、曲さんと法輪功学習者・張国立さんは金州の借家から連行され、大連市留置場に拘禁された。

 曲さんの妻は7月28日、中山区裁判所から曲さんに対する判決結果の通知を受け取った。

 曲さんと張さんは留置場で断食して迫害に抗議したが、拷問を受け、薬物迫害を加えられ、毎日7~8回灌食されていた。胡椒粉、粉唐辛子、興奮剤など、灌食された張さんは意識がもうろうとし、腎不全、尿毒症、心臓の激痛などの症状が現れ、病院に搬送されてICUに入れられ、応急処置を受けた。

 曲さんは連行された後、家族と会えなかった。現在、曲さんに関する情報があまりないため、妻と息子は曲さんのことをとても心配している。

 中国共産党が法輪功への迫害を始動して15年、曲さんは法輪功を学んでいるとの理由で様々な迫害を受けてきた。

 2000年4月28日、曲さんは連行され、派出所で両腕を吊るし上げられ、約25キロの水を入れたバケツを掛けられるなどの迫害を受け、ひどい痛みで意識不明になった。2000年12月~2001年8月、大連市教養院で、吊るし上げられ、スタンガンで電気ショックを加えられるなどの拷問を受けた曲さんは、全身に疥癬(かいせん、皮膚感染症)が現れた。

酷刑示意图:摧残性灌食
拷問のイメージ図:野蛮な灌食

中共酷刑:挂水桶
拷問のイメージ図:水を入れたバケツを体に掛けられる

酷刑演示:电棍电击
拷問の再現:スタンガンで電気ショックを加えられる

酷刑演示:铐地环
拷問の再現:掛けられた手錠を地面の鉄の環に繋がれる

 今回、曲さんは7回目の不当連行となり、2回目の実刑判決だった。曲さんの事例は、中国で迫害されている法輪功学習者の氷山の一角に過ぎない。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/30/296674.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/9/19/3329.html)
 
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