正月前後に2度連行される
任さんはかつて重い心臓病を患ったことがあり、怒ったりショックを受けたりすると、すぐに発作を起こして気を失っていた。脳神経痛の持病がある任さんは、頭痛がすると動くことができず、また、関節炎も患っており、真夏でも厚手のズボンをはかなければならなかった。 しかし、任さんは法輪功を学んでから「真・善・忍」の教えに従って自分を律し、心身ともに健康になった。
しかし、中国共産党当局は法輪功に対する迫害を開始した。2000年1月5日、任さんは法輪功に対する迫害停止を求めて北京へ行ったが、北京から地元に戻ったとき、麗林山派出所の警官に連行され、鶴崗拘留所に10日間拘禁された。正月の3日前に任さんは解放されたが、正月2日、派出所の警官に用事があると呼び出され、派出所へ行ったが、連行されて麓林山拘留所に3日間拘禁された。
留置場で拷問され意識不明
2001年6月15日、任さんは麓林山派出所の警官に連行された。 派出所で任さんは殴打されて顔が腫れ、頭部も負傷した。警官2人は氷を入れたペットボトルで任さんを殴打したり、蹴ったりして、夜中3時まで続けられた。
翌日、任さんは警官に腕をきつく縛られるなどの暴行を加えられ、夜になって、第二留置場に送られた。留置場で任さんは警官にしゃがむ姿勢を強いられたが、 従わなかったため、平手打ちされた。断食をして迫害に抗議した任さんは、塩を大量に混ぜたものを灌食された。ある日、灌食された任さんは気を 失ったが、チューブを抜くときに口と鼻を傷つけられて出血した。その後、任さんは市公安局、南山公安支局に労働教養3年を宣告された。
労働教養所での拷問
ジャムス市労働教養所に拘禁された任さんは、奴隷のような労働を強いられて足が腫れ上がり、両足の痛みで眠ることができなかった。教養所で任さんは、法輪功を学ぶことを堅持したため、両腕を背中に回して手錠をかけられる拷問を受けた。
洗脳班に拘禁される
昨年9月6日午前7時半、警官は任さんの自宅に不法侵入し、任さんを連行して洗脳班に拘禁した。
再び連行
任さんは洗脳班から解放されて帰宅後、間もなくして興安支局峻徳派出所の警官に連行され、市拘留所に15日間拘禁された。
そして、先月1日午前、任さんは路上で人に法輪功迫害の真相を伝えたとき、再び連行されたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)