大連市の法輪功学習者一家が受けた迫害事実
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 【明慧日本2014年10月8日】遼寧省大連市の法輪功学習者・馬瑞田さん(70代)、妻・肖桂蘭さん、娘3人、娘婿2人一家の7人は2012年7月6日、警官により不当に連行された。警官は「お前ら一家を崩壊させてやる」と正気を失って叫んだ。 その後、馬さんは懲役8年6カ月の実刑判決を言い渡され、長女夫婦も3年の判決を下された。そのため、妻の肖さんはショックを受けて倒れ、この世を去っ た。

 馬さん一家のことをよく知っている近隣たちは、馬さん一家のことを知り、涙を流しながら「馬さん一家はとても善良な人です。一家は私たちが困難に遭ったとき、必ず駆けつけてくれて援助をしてくれました。警官はこんなに良い人の家庭を崩壊させるなんてあんまりです」と話した。

 以下、馬さんの次女・馬愛雄さんが述べた、一家が受けた迫害事実である。

 私は次女の馬愛雄です。2012年7月6日、私にとって永遠に忘れられない心を痛める日でした。というのは、私たちの幸せな家庭を破壊され、その後の母親の死を引き起こした日にもなったからです。 その日、大連市開発区ハルビン路派出所の警官はいかなる理由もなく、証明書も提示せず、いきなり両親の家に侵入し、家族7人を連行しました。警官は実家にある法輪功の関連書籍、現金16万元、銀行のキャッシュカード3枚、パソコン、携帯電話など多くの私物を押収しました。 警官の違法行為を見て憤慨した私と妹は、警官を阻止しようと思いましたが、多くの警官に囲まれて殴られたり蹴られたりし、顔が腫れ上がりました。しかし、 その中の1人の警官は「今日、お前ら一家を崩壊させてやる」と怒鳴っていました。

 警官の口からこんなに酷い言葉が出たことに驚いた私と妹は、耳を疑いました。面識もない警官が陰険で悪辣なことを口にしたのは、私たちの父親、姉、義兄が法輪功を学んでいて、「真、善、忍」に従ってより良い人になるために努力をしているからです。

 父は1983年、大連市金州運送会社に勤めていたとき、交通事故に遭って第4、5脊椎骨が骨折し、労働能力を喪失してしまいました。当時、主婦の母は一家の大黒柱にならなければならず、家族のためにいろいろな仕事をしましたが、貧困家庭を脱することができませんでした。栄養不良の父は病状がますます重くなり、新たな持病も増え、とても苦しみました。しかし、1996年、父は法輪功と出会い、法輪功を学んでから奇跡的に病気が全治し、健康を取り戻しました。

 父と姉夫婦が連行された後、身体障害者の父を思い、私たち家族はいち早く父の解放を求めました。妹は父の身体障害証明を持って大連開発区の「督察弁公室」に行き、裁判官に父のことを話し、法律的な援助を要請しましたが、受付の人は「ここでは法律の話をやめなさい。あなたのことは上からの命令なのです」と言いました。私たち家族は訴えようとしても訴えるところもなかったのです。

 母は父、娘、婿、孫のこと(世話をする人がいない)が心配で健康が悪化しました。今年6月、父親は懲役8年6カ月、姉夫婦は3年の実刑判決を宣告されたことを聞き、母はかなりのショックを受けて倒れ、8月2日に亡くなったのです。

 現在、父は刑務所で法輪功を学ぶ権利を奪われ、迫害を受けて歯が抜け、失明寸前の状態で、姉は乳腺の病気が発病しました。

 私の父、姉、義兄は間違ったことをしておらず、法輪功を学んでいることは罪ではありません。善良な人々、良識ある裁判官、警官の皆さん、刑務所に拘禁されている家族の救援のため正義の力をお貸しください。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/6/296993.html)
 
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