豪州メルボルンで集会 1億8千万人の中国人脱退者を応援(写真)
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 【明慧日本2014年11月2日】中国共産党からの脱退を支援している全世界脱党サービスセンター・メルボルン支部は、オーストラリア・ビクトリア州の州都メルボルンで26日、既に中国共産党から脱退した1億8千万人の中国人を応援する集会を行った。集会は脱退運動への関心を呼びかけると同時に、中国共産党の法輪功学習者への臓器狩りに対して、制止措置を求める署名活動も行われ、州議員などが出席し支持を表明した。集められた書名はオーストラリア政府に提出される予定。

集会で発言するビクトリア州のバーニー·フィン上院議員(自由党)

集会で発言するベトナムのビクトリア州コミュニティ会の会長ボン·グエン氏

集会で発言する『天安門時報』の社長兼編集長で、オーストラリアの中国民主党の主席・阮傑氏

豪政府に中国共産党による臓器狩りへの制止措置を求める署名用紙に署名する人々

集会の様子

 12時30分、集会はメルボルン法輪大法天国楽団による『法輪大法は素晴らしい』『法器が十方を震わす』『法輪聖王』などの演奏と共にスタートした。ビクトリア州の州上院議員バーニー・フィン氏を始め、ビクトリア州のベトナム人コミュニティ会の会長ボン·グエン氏、『天安門時報』の社長兼編集長で、オーストラリア中国民主党の主席・阮傑氏が脱退運動を支持すると同時に、この運動を応援するよう呼びかけた。多くの通行人が署名した。

 バーニー・フィン議員は、中国共産党の滅亡は目の前に来ていると断言した。「1億8千万人の中国人が脱退したことを知った時、ソ連、東ヨーロッパと同じく、中国共産党の滅亡も避けられないと思った。共産主義は人類と自然に反しているため、無くさなければならない。今日、私は自由、人権、人類の尊厳を守るために戦っている中国人を支持しに来ました」。「共産党政権は野蛮人の塊と言えます。なぜかというと、政権を維持するため、思うままに同胞を殺しています。反共産党に立ち上がった中国人は百パーセント正しいです。我々は彼らを支持すべきです」。

 ボン·グエン会長は、普遍的な価値観のために私たちは共に戦うべきだと呼びかけた。「1億8千万人がすでに第一歩を踏み出し、正しい選択をしました。これから、更に多くの中国人が脱退するでしょう。ここにいる多くの法輪功学習者は英語が分からないのに、懸命に署名を集め迫害に反対しています。彼らは人類の普遍的な価値観を守るために戦っています。すべての人がこの迫害に反対の声を上げるべきです。中国共産党政権が崩壊した時、全世界の人々はようやく真の自由と平和を得ることができると私は信じています」。

 阮傑主席は、愛国心のある中国人であれば、中国共産党から脱退しなければならないと語った。「中国政府の深刻な腐敗や環境汚染など、あらゆる社会問題はすべて、中国共産党の一党専制によるものです。信仰は中国にとって非常に重要で、法輪功が世界に広まったに中国共産党だけが認めていません。ここまでくると、私たちは共産党政権が存続する限り、自由と良い環境を手に入れることもできず、まして平等で公正な権利が与えられるはずはないと認識しなければなりません」。

 現地の法輪大法佛学会の責任者は「中国政府は労働教養所を廃止しましたが、法輪功への迫害は以前より酷くなりました。今年、法輪功学習者が拘禁された人数は例年を上回っています。しかも。刑期が満了になった学習者を釈放せず、洗脳班に入れて拘禁し続けています」と指摘した。

 『大紀元時報』メルボルン支社の社長・肖氏は次のように述べた。「中国数千年の文化の真髄は佛、道、神への信仰です。共産党は絶えず政治運動を行い、無神論で中国人の道徳の基礎を破壊しました。10年間続いた『文化大革命』は危うく中国伝統文化を全滅させるところでした。中国伝統文化に根付く法輪功の普及を恐れている中国共産党の法輪功迫害は『文化大革命』を超えています」。

 2004年に大紀元の社説『共産党についての九つの論評』が発表されて以来、中国人は中国共産党の邪悪な本質が分かり、三退(中国共産党の関連組織から脱退)することで平和的に中国共産党を解体する運動を起こした。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/27/299503.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/10/28/146591.html)
 
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