遼寧省の女性に不当訴訟
【明慧日本2014年11月29日】遼寧省丹東市の元宝区裁判所は19日、法輪功学習者・辛桂琴さん(61歳女性)に対して不当に裁判を行った。家族は北京の弁護士を雇い、辛さんの無罪解放を求めた。
辛さんは9月18日の午前、区内の興東派出所付近で神韻公演DVDを配布した時、通報されて警官に連行された。その後、警官6人は辛さんの自宅に侵入し、家財を没収した。
法廷で、辛さんは「刑法」第300条の第一項「組織を利用して法律の実施を妨害した」との罪で告訴されたが、辛さんの弁護士は事実と法的根拠がないと指摘した。
辛さんの弁護士は法輪功の信念「真・善・忍」は世界に認められる価値観であり、良い人になることを目指している人は、法律や行政規定を破ることをしない。法輪功の資料の中に書かれている文言は法律では禁止されておらず、違法と定められていない。神韻芸術団の演目は歌や舞踊であり、中立の立場でかつ暴力がないもので、人類の精神的な財産であることを述べた。
また、法輪功を学ぶことは無罪であり、辛さんは無実の罪を晴らし、解放されるべきだと出張した。
傍聴の警官1人も弁護を聞いて「法輪功は違法ではないんだ」と、納得した様子だった。
裁判は1時間以上かかり、辛さんを有罪判定できる証拠が出せず、休廷が宣告されたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)