甘粛省:12年間拘禁の男性 解放後も嫌がらせ
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明慧日本201518日】甘粛省白銀市(はくぎんし)の法輪功学習者・張広利さん(30代男性)は、法輪功が迫害されている内容をテレビで差し込み放送したとして、懲役12年の重刑判決を受けた。昨年920日、張さんは期間満了で出所したが、中国共産党当局に嫌がらせされている。

張さんは白銀市白銀銅鉱会社の職員である。張さん一家は法輪功を学んでいるため、2000年に張さんと父親は労働教養処分を下された。20016月、親子は教養所から出て1カ月足らずで、母親も労働教養処分を科された。

20018月、張さんは有線テレビで法輪功が迫害されている真相の内容を流した。そのため、張さんは連行されて殴打などの体罰を受けた。同年9月下旬、張さんは警官に迫られ3階から飛び降り、第4椎骨が骨折してしまった。警官は何の弁償もせず、張さんを家に帰らせた。

帰宅した張さんは法輪功の功法を練習し続け、身体が回復でき、後遺症もなかった。それから、健康になった張さんは再び連行されることを避けるため、放浪生活を余儀なくされた。

しかし、20029月上旬、張さんは蘭州市で再び警官に連行され、白銀市に送還され拘禁された。

20021020日、蘭州市城関区裁判所はテレビで法輪功を迫害されている真相を流すことに関わった学習者7人に対して、裁判を行い、懲役10年~20年の判決を言い渡した。裁判所は学習者に対する開廷通知を家族の誰にも出さなかった。

 200319日、白銀市白銀区裁判所は有線テレビに法輪功が迫害されている内容を差し込み放送した学習者・張さんと常具斌さんに対して開廷し、張さんに懲役12年、常さんに11年の実刑判決を宣告した。

 張さんは省蘭州刑務所第9大隊に収容された。刑務所で張さんは独房に拘禁され、睡眠を剝奪され、法輪功に対する誹謗中傷の本とテレビを見せられ、昼も夜も「三書」を書くことを強いられた。

 200510月、刑務所側が学習者を「転向」させる強化月間になり、学習者を独房に入れたり、法輪功を誹謗中傷するビデオを繰り返し見せたりした。

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迫害の再現:独房に拘禁される

 200611月、張さんは再び暗い独房に拘禁され、人と接することを許されず、肉体的にも精神的にも苦しみを受け、それが4年間続いた。

 刑務所側は6年間、張さんと家族との面会する権利を奪った。

 2014920日、張さんは刑務所から出たが、当局の嫌がらせを受け続けたという

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/1/300983.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/12/6/147181.html)
 
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