甘粛省の警官 法輪功学習者を不当拘禁
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 【明慧日本2014年8月4日】甘粛省蘭州市の法輪功学習者・董国紅さん(46歳女性)は城関区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に5カ月間、不当に拘禁された。

 董さんは今年2月16日、蘭州駅でセキュリティ検査を受けた時、カバンの中に法輪功創始者の写真1枚、『轉法輪』1冊、電子書籍1個、法輪功の文言が書かれた現金(金額不詳)を見つけられた。そのため、地元の国保大隊の警官により九州第一留置場に拘禁された。

 それ以来、同大隊は董さんを罪に陥れるため、地元検察庁に2回、起訴意見書を提出した。董さんも2回尋問されたが、証拠不足のため、起訴意見書は戻された。しかし、国保大隊側は提訴することにした。

 現在、董さんの家族は弁護士を雇い、拘禁期間中に受けた拷問と違法行為に対して刑事責任と法律責任を追及している。

 董さんはかつて数回、迫害されたことがある。2000年の初め、法輪功の無実を訴えるために上京したという理由で15日間拘禁された。同年11月、同じ理由で労動教養1年を宣告され、残酷な拷問を受けた。2002年10月10日夜、警官により皐蘭山洗脳班まで連行され、その後、龔家湾洗脳班に拘禁された。2006年、再度不当に連行され、龔家湾洗脳班に拘禁された。当洗脳班は2万元(約32万円)で董さんを楡中和平女子労働教養所に移した。2007年11月、同女子労働教養所に1年間拘禁された董さんは、再び龔家湾洗脳班に送られ、強制的に「転向」させられてから家に帰されたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/29/295315.html)
 
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