重慶市の法輪功学習者が再び不当判決に
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 【明慧日本2015年1月10日】重慶市開県の個人経営者・雷必富さん(50代男性)は先月19日、県裁判所に懲役4年の不当判決を言い渡された。雷さんはかつて2009年に懲役3年の判決を宣告されたことがある。

 雷さんは以前、仕事の事故で下半身が不自由になった。1998年11月に法輪功を学びはじめ、健康を取り戻した。そして、法輪功から恩恵を受けたことを自ら人々に伝え続けた。

 2001年7月、県610弁公室および公安の警官は雷さんの自宅に侵入し、雷さんを逮捕しようとした。迫害から逃れるため、雷さんは放浪生活を余儀なくされ、2008年11月にようやく自宅に戻れて妻と商売をして、3世代の生活を維持した。

 しかし、わずか1ヶ月後の12月12日午前、臨江派出所の警官7、8人は雷さんが商売している市場を包囲し、雷さん夫婦に手かせを掛け、派出所に連行した。警官は鍵をかけてから雷さんに暴行を振るった。その結果、雷さんの右足は骨折した。

 雷さんは2009年に懲役3年の不当判決を宣告され、9月に市内の渝都刑務所に拘禁された。2011年3月11日に解放された。

 2013年12月4日午前8時ごろ、県の公安局、臨江鎮派出所の私服警官十数人が雷さんの自宅に押し入り、雷さんを強制的に連行した。

 雷さんの弁護士は捜査の段階から3次審判までの間、北京から重慶まで十数回往復し、県の違法行為を指摘し、雷さんの無罪を主張した。しかし、裁判所は法律を遵守せず、先月19日に雷さんに懲役4年の判決を宣告したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/27/302043.html)
 
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