重慶市:経営者に懲役8年の不法判決
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 【明慧日本2014年12月17日】重慶市の某企業経営者である法輪功学習者・劉道権さん(44)は最近、法輪功迫害を暴露する資料を配布したという理由で、懲役8年の実刑判決を宣告された。昨年末、地元の裁判所は月に2回裁判を行い、劉さんを有罪にしようとした。劉さんは「法輪功を学ぶ事、伝える事は正しいことだ」と主張している。

 劉さんは自動車部品および付属品会社の経営者である。昨年4月9日、劉さんは法輪功の迫害の実態を伝える資料を配布した時に逮捕された。劉さんの逮捕後、国保支隊の李徳明は、工作員を率いて家宅捜索を行った。1カ月後、地元の検察院は、警察の逮捕状を承認した。

 沙坪壩(さへいは)裁判所は昨年11月6日に初めて劉氏に対する裁判を行ったが、評決にはいたらなかった。

 先月15日、劉さんの再審で、裁判官・劉琪と謝傳江は弁護人を邪魔するためにあらゆる手を尽くした。検察官・王光明は劉さんを有罪にするための機会を何度も与えられたが、弁護士はそれを何度も防いだ。弁護士は「裁判官が法律に違反したため、抗議を提起する」と、警告した。裁判官はそれを恐れて、ようやく弁護士に弁論の権利を与えた。

 二回目の再審も評決なしに終わった。劉氏は今年9月16日、三回目の裁判で懲役8年を宣告された。劉さんの家族は驚き、劉さんを助ける訴状提出を計画している。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/3/298472.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/10/8/146291.html)
 
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