衛星アンテナ設置した法輪功学習者 留置場で迫害死
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 【明慧日本2015年1月19日】河南省鞏義(きょうぎ)市の法輪功学習者・穆(ぼく)素霞さんは、依頼された人の自宅に新唐人テレビを受信できる衛星アンテナを取り付けたとして、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に連行され、鄭州市留置場に拘禁された。その後、穆さんは懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡されたが、数カ月間にわたる留置場の迫害により、危篤に陥り、昨年12月22日に死亡した。

 2013年8月15日午前に10時頃、穆さんはスーパーで、3人の私服警官にかばんを検査された後、連行された。その後、警官は穆さんの自宅の家宅捜索を行い、電子書籍2冊、衛星アンテナを取り付ける道具、現金などの私物を押収した。

 そして、昨年3月11日、鞏義市裁判所は穆さん、孟慶ケイさん、蔡喜風3人に対して、不正裁判を開廷した。孟さんと蔡さんも、人の家にアンテナを取り付けたとの理由で、2013年10月に連行された。法廷で北京からの弁護士は法律に基づき、3人の無罪を弁護した。

 弁護士は「衛星アンテナの設置は完全に合法的で民間の行為に属しています。3人の学習者は市場の需要、他人の要求に応えて衛星アンテナを取り付けました。いかなる国家の法律も反していません」と話した。

 弁護士はまた、「1999年以来、全国で数多くの法輪功学習者が、人類史上例をみない極めて残酷な迫害を受けてきました。家庭崩壊、放浪生活、拘禁、拷問を強いられましたが、学習者たちは依然として平和、理性な態度で対応し、過激な行動はありません。全国で迫害に抗議する学習者が暴力的な手段を取ったことは一度もありません。学習者たちが偉大な広い心を持っている事の現れです」と述べた。

 しかし、穆さんは懲役3年6カ月の実刑判決を宣告された。

 穆さんは連行された当初、国保大隊の大隊長に「お前は、牛みたいに元気だな」と言われたが、留置場に拘禁されて数カ月、危篤に陥った。昨年5月末、穆さんは治療のための一時出所で、家族に病院に搬送されたが、12月22日にこの世を去った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/9/302945.html)
 
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