新疆:昌吉市の法輪功学習者 再び不当連行
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 【明慧日本2014年12月23日】新疆ウイグル自治区昌吉(しょうきつ)市の法輪功学習者・麻巨梅さん(50代女性)は今月9日夜、勤務している老人ホームで不当に連行された。麻さんはこれまで、中国共産党の人員に何度も連行され、迫害されたことがある。

 2011年ごろ、刑期満了日を迎えて帰宅した麻さんは、いたる所でアルバイトをしていた。今年は老人ホームで老人や障害者の面倒をみる仕事をしていた。麻さんは老人ホームに来てくれた人達に対して、すべての点で行き届き、老人たちの家族は非常に喜んでいた。

 このような良い人が不当に連行された。派出所や公安局、地域の人達が連行に関与した。

 麻さんの弟も法輪功学習者であり、2004年にウルムチ市精神病院での迫害により死亡した。その時、麻さんは拘禁されていたため、弟と会うことができなかった。両親も亡くなり、弟の遺体を受け取る人もいなかった。

 麻さんの弟は昌吉市の法輪功煉功拠点の副担当者だった。1999年10月、不当に連行されて労働教養2年を宣告された。この2年間に、麻さんの弟は電気ショックや、4カ月間ベッドに手かせでつながれ、絶食などの迫害を受けた。2002年5月に解放された後、洗脳班まで連行された。2004年3月、地元の610弁公室のメンバーらに連行され、ウルムチ市南開山板房溝郷自占区の洗脳班で迫害され、2004年9月27日、無念な思いを晴らせないまま、死亡したという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/14/301476.html)
 
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