新疆ウルムチ市の女医 迫害され死亡(写真)
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 【明慧日本2014年11月9日】新疆ウイグル自治区ウルムチ市新市区法輪功学習者・孫秋閣さん(67歳女性)は6月21日、自宅に不法侵入してきた20数人の警官らにより不当に連行され、パソコン、プリンタなどの私物を押収された。孫さんは先月22日、迫害により死亡した。現在、遺体は冷凍保存され、家族は監視されているという。


孫秋閣さん

 孫さんは、綿紡織工場病院の元小児科医である。かつてはひどい心臓病を患い、心悸、息遣いが荒い、胸痛の症状があり、仕事を続けられない時もあった。そのため、早期に退職した。孫さんは法輪功を学び始めてから病気が完治し、通院も必要なくなった。

 2000年6月、孫さんは北京へ陳情に行く途中、地元に連れ戻されて1カ月間、拘禁された。

 同年7月、孫さんは再び上京したが、地元まで連行された。その後、労働教養1年6カ月を宣告され、2001年12月に家に帰された。

 今年6月21日、孫さんは自宅から連行された。孫さんは断食で迫害に抗議したが、公安庁関係者に「断食をしても絶対に解放しないぞ。刑務所で死ね」と言われた。20日と経たないうちに、孫さんはガリガリに痩せてしまい重体に陥った。その後、ウルムチ公安刑務所病院に送られたが、大小便失禁し、両目はほぼ失明して歩行困難となり、見る影もないほど痩せた。

 10月16日、孫さんは胃粘膜が損傷し血を吐いた。警官は家族に知らせ、食べ物を送らせた。また、家族に「孫秋閣は仮病を使っているんだ。死なないよ」と言った。

 21日夜9時、警官は再び家族に食べ物を送るようにと知らせた。その時の孫さんは全身が冷たく、衰弱していた。娘は「母に付き添って看病したい」と要求したが、警官は拒否した。

 22日午後1時半、警官は家族に「孫が危篤になった、早く病院に来るように」と知らせた。医者は孫さんがすでに瞳孔散大、呼吸もなく、呼吸器で維持する状態だと宣告した。しかし、警官は娘に「重病のための服役中の一時出所」の書類にサインをさせ、責任逃れをしようとした。孫さんの娘はサインを断った。午後6時55分、医者は家族に孫さんの死亡を知らせた。警官はまた家族に死亡証明書にサインを強要したが、家族は拒否した。

 現在、孫さんの遺体は警官によって冷凍保存されている。家族の携帯電話は全て盗聴され、インターネットにもつながらない。さらに、マンションの下では私服警官が監視している。関係者は家族に協力を強要しているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/1/299724.html)
 
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