【明慧日本2014年10月5日】山西省文水県の法輪功学習者・韓海明さん(67)は2012年、懲役3年6カ月の不法判決を下され、同年4月10日、晋中刑務所へ連行された。監禁中の今年4月4日夜、韓さんは刑務所で迫害されたため頭部左側の大脳出血となり、病院に送り込まれた。しかし、同月8日午後0時ごろ、韓さんはこの世を去った。そして、遺体はすぐに火葬された。
情報を知る人の話によると、韓さんは生前、刑務所でずっと立たされ、殴打などの迫害を受けていたという。
韓さんは山西省の晋中刑務所に不当に拘禁され、今年解放されることになっていた。しかし、4月2日、韓さんは自身が以前書いた「三書」は、脅迫されたもとで書いたため無効であるとの声明文を刑務所側に提出した。
その後、警官は3、4人の受刑者に韓さんを監視させ、昼も夜もずっと韓さんを立たせ続けた。立たされている間、韓さんは少しでも動くことを許されなかったという。時には受刑者に殴られた。韓さんは嘔吐し、食べ物を食べてもすぐに口や鼻から出てきて、鼻血も止まらなくなった。命に危険が迫っている韓さんを見て、責任を取ることを恐れた刑務所側は、すぐに韓さんを病院へ送り込んだ。
4月8日夜明け頃、韓さんはこの世を去った。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)