ウルムチ市の気象局元職員 不正裁判に直面
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 【明慧日本2014年12月20日】新疆ウイグル自治区気象局の元職員・郝(かく)に欽さん(75歳男性)は、法輪功に関する文言が印刷された紙幣を使用したとの理由で、警官により不当に連行され、不正裁判に直面している。

 中国共産党はメディアを利用し、全国のテレビや新聞で法輪功を誹謗中傷するニュースを報道し、法輪功学習者に対して残酷な迫害を行ってきた。発言権利を奪われた法輪功学習者たちは紙幣に真相を印刷し、法輪功への迫害の実態を人々に伝えている。それにより、民衆の知る権利を守ってきた。

 今年7月4日、郝さんはウルムチ市公安局サイバグ区支局の警官により不当に連行され、血圧が180に達したため、公安局は保証人を立てて裁判を待つという強制的な措置をとった。8月31日、郝さんは沙区検察院に審査、起訴された。今月3日、郝さんはウルムチ市沙依巴克区裁判所で裁判を受けた。今年3月から7月3日まで、郝さんが商業貿易城、倉房溝、青年路、南門、幸福路、文化苑などで買い物をした際、真相が書かれた紙幣を327枚使ったことが理由である。

 裁判当日の午前、郝さんは一般市民から選ばれた陪審員の参加を求めが、却下された。裁判所は一般市民一人が参加することを認めた。裁判長の態度が非常に悪かったが、弁護士は郝さんの無罪を弁護した。

 2001年7月23日、郝さんは法輪功の無罪を訴えるために北京へ陳情に行ったとの理由で、ウルムチ市労働教養所に労働教養2年を強いられた

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/7/301195.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/12/14/147301.html)
 
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