新疆ウイグル自治区の法輪功修煉者が迫害され死亡
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 明慧日本2012年11月14日】新疆の法輪功修煉者・王江林さんは2005年、北京で連行された後、当局の不当判決により新疆第五刑務所に拘禁された。同刑務所で残忍な迫害を受け、危篤に陥り、拘束を解かれたが、2012年10月28日、無念の思いが晴れないままこの世を去った。享年43歳。

 2005年4月、王さんは北京で通洲交番と610弁公室の警官に不当に連行され、その後、通洲区と北京市の留置場7カ所で拘禁された。同年9月、裁判所は王さんに対して不公平な裁判を行った。情報によると、当日の検察官の訴訟内容は全く根拠がなく、全ては推理によるもので、弁護士の弁論中に、早々に閉廷した。生前、王さんは当裁判での証言を全面的に否定していた。

 王さんは懲役6年の不当判決を言い渡された後、新疆大五刑務所に拘禁された。同刑務所で王さんは迫害され、糖尿病と肺結核などを発症し、歩行困難になり、自立生活できなくなった。そして、新疆刑務所病院に送られ、家族が見舞いに行った時、元々は70キロ以上の体重で、色白で頬が赤く、太めで健康そのものであった王さんが、40数キロにまで痩せこけて大変憔悴していた。そのうえ、両眼の視力が衰え、物が見えなくなっていた。それを見た家族は重病のための一時出所を求めたが、刑務所側に拒否された。

 2011年1月、家族はやっと王さんを自宅に迎えることができた、しかし、王さんは長期にわたり惨酷な迫害を受け、すでに危篤状態にあった。食べ物は喉を通らず、げっそりと痩せて、咳が止まらなかった。2012年10月28日、王さんは無念な思いを晴らせないまま亡くなった。

 新疆第五刑務所で用いられる迫害手段は強制や脅迫である。強制的に 「三書」を書かせる、強制的に創始者と大法を中傷するビデオを繰り返し見せるなどで、それらの劣悪な手段を見破った修煉者は少しも動じることはなかった。その手段の効果がないと分かった刑務所側は拷問を加えるようになり、エスカレートしていった。殴る、受刑者に指示して修煉者に暴行を加える、眠らせない、あるいは睡眠時間を制限する、一部の修煉者を独房に監禁するなどである。

 独房には「トラの椅子」が設置されており、さらに手錠も取り付けられている。修煉者はこの椅子の上に長時間座らされ、手錠を掛けられ、非人道的な拷問を加えられる。それによって、命が危険な状態に陥る修煉者が続出している。

 ウルムチ八一鉄鋼有限会社の法輪功修煉者・謝正功さんは長期にわたり新疆第五刑務所で迫害され続け、若くて絵画の得意な謝さんは髪もヒゲも白髪混じりなった。2010年5月24日、謝さんはこの世を去った。42歳の若さであった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/11/265336.html)
 
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