陝西省国保大隊の違法行為を暴く
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 【明慧日本2015130日】陝西省の勉県城建局を定年退職した法輪功学習者・杜淑慧さん(女性)は20139月、警官によって不当に連行されて拘禁された。拘禁中、手かせ足かせをつけられた杜さんは、てんかんの発作が起きた際、足かせが両足の痙攣によって床にぶつかり、たいへん苦しんだ。昨年49日、杜さんは漢中市裁判所で不正裁判が行われ、現在、漢中市漢台留置場に拘禁されている。

 以下は、杜さんが法輪功を学んでいるとして、勉県公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官・胡に迫害された事実である。

20013月、杜さんは北京へ行き、法輪功の迫害停止を求めたが、天安門広場で国保大隊の警官に連行され、漢中市北京駐在事務所に拘禁された。警官は杜さんが所持していた現金2980元を押収し、「勉県に戻ってから、お前の夫に返す」と言った。勉県に戻って、警官は杜さんに2年の労働教養処分を下し、労働教養所に送ったが、押収したお金は返さなかった。

勉県国保大隊は当時、20数の法輪功学習者を連行した。うち15人は実刑判決と労働教養処分を下された。1人の学習者は普段あまり外出しないが、警官に「橋に貼ってある『法輪大法は素晴らしい』というチラシが、お前が貼った』と断言されて、労働教養処分3年を科され、棗子河労働教養所に送り込まれた。その後、国保大隊は中国共産党当局から10万元の賞金が与えられ、学習者に処分を下した警官も昇進した。

2003年、杜さんは労働教養所から帰宅した。その後、杜さんは国保大隊へ行き、警官にお金を返すよう求めたが、なかなか会えず、4回目に行った時に会えた。しかし、警官は「お金は没収した。またここに来れば懲役3年の実刑判決を下してやる」と脅迫した。

2013926日夜、勉県公安局国保大隊の警官は突然、杜さんの自宅に不法侵入し、杜さんの年金カード、身分証明書、携帯電話、パソコン、プリンタ、現金2000元などの私物を押収して杜さんを連行した。城東派出所に拘禁された杜さんは難度もてんかんの発作を起こしたが、解放されず、警官に迫害された。928日、杜さんは再び、警官に返金を要求した。警官は「こんなに少ない金では何もできない。返してやる」と言ったが、当日、杜さんを漢台区留置場に送り込んで拘禁した。同年10月の初め、警官は留置場に行き、杜さんに「お前のお金は、お前の案件で使った。これから、そのお金のことは口にするな」と脅迫し、杜さんを罵ったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/22/301838.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/12/30/147504.html)
 
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