河南省の若者が香港で宝物を手に入れた
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 【明慧日本2015年2月日】私は河南省出身の若者です。小さい時から共産党の無神論の影響を受け、洗脳された私は、神佛をまったく信じず、神伝文化を伝える正統な教育についてもまったく知りませんでした。

 母はとても優しい人でした。母は毎回ご馳走を作る時に、必ず先にお天道様や、福の神、かまどの神などの神々に供えものをしており、母は、こうすれば神様からのご加護をいただくことができ、家族の平安が守られると言っていました。それに対して、父は真面目で、義理堅く、お金を無くしても義理を失わない性格の持ち主でした。1963年に生まれた父は、当時、家が貧しく学校にもあまり行けませんでした。その上、少年時代に文化大革命に遭遇し、無神論の影響を深く受けていました。これが我が家の大まかな状況です。

 しかし、私の心の中には、外の世界を知りたいという強い願望がありました。学校で勉強していた頃、私は地理と歴史が得意でした。しかし、家には兄弟が多く成績も平凡でしたので、18歳の時、私は深センに出稼ぎに行きました。私の考え方はとても簡単でした。いっぱいお金を貯めて、中国よりずっと豊かだと言われている香港やアメリカ等の国々に行って見てみたい、ただそれだけでした。

 2012年3月に、私はQQ(中国本土において最も普及しているコミュニケーションアプリ)で動態ネットのリンクを見つけ、それから、毎日動態ネットにアクセスして、そこの情報を見るようにしました。そこから初めて、私は学校では習えない新しい知識を入手し、特に法輪功学習者が迫害されている事実を知りました。また、CCTV(中国の国営放送)が真っ赤な嘘を言っていること、同じニュースに対しても国内外の報道とこれほど違っていることから、「自分はまったくの偽りに満ちた国で生活している」と感じるようになりました。

 それと同時に、私は法輪功学習者がみんなとても良い人で、しかもとても優しく、普通の人とは本当に違うことに気が付きました。そして知れば知るほど、法輪功学習者たちの人格をますます良いと認めるようになりました。そのため、真相の分からない人が法輪功を中傷する発言をしている時、私はいつもそれに反論していました。2012年11月、私は休暇を取り、大法を修煉をしている遠い親戚の家にわざわざ行って、家族五人の三退を済ませました。従姉の夫婦は私達の地元では有名な大法弟子で、人に会うと必ず大法は素晴らしいと言って、1999年7.20以後、何度も警官に不当に連行され、労働教養所に入れられました。そのため、私は彼らのこともある程度知っていました。

 その後、多くの同僚が香港とマカオの通行許可証を作ったため、私も作りました。私が初めて香港に行ったのは2013年12月8日でした。知人はいないし土地にも不案内で、私は1人で地下鉄に乗り、香港のビクトリアハーバーの美しい景色を見ようと思いました。アベニュー・オブ・スターズの法輪大法の真相拠点で、動態ネットと同じ情報を見た時、この2年間、私が見た情報は間違いなかったのだと確信しました。1人の女性が親切に私と会話を交わし、脱党を勧めてくれました。私は彼女に、自分が動態ネットで真相を知ってから、すでに自ら家族全員の三退を済ませたと言ったら、彼女は「あなたは幸せな人ですね」と言いました。

 その時、台湾から香港に来て、真相を伝えている女性も数人いました。私は、真相拠点で彼女達と30分ほど話をしました。そのうちの1人は、私がいろいろな事を知っていると見て、小さい声で、「台湾の煉功で集団煉功をした時、空中にたくさんの法輪がぐるぐる回っているのを学習者が天目で見た」等の話をしてくれました。私はそれをすぐに受け入れました。なぜなら、私は正見ネットから、古代の人、特に唐の詩人の多くが修煉者であることや、歴史上では修行して仙人になる人が多く存在していた事も知って、天国や仙人を信じるようになっていたからです。

 彼女は私に『轉法輪』を読んだことがあるかと聞きました。「私はまた読んだことがない、深センで大法弟子とも知り合っていない」と言ったら、彼女は「あなたに一冊プレゼントします」と言いました。ちょうどその時、真相拠点には本が置いていなかったため、彼女は電話をかけてくれてました。また繁体字しかないので、私に繁体字が読めるかどうかと聞きました。しばらくしたら、1人の子供が本を届けに来てくれました。彼女は私に、「帰ってから、一刻も早く、一文字も漏れずに読んでください。そして、繰り返し、繰り返し読んでください」と言いました。

 こうして、私は香港で法を得ました。その後、彼女は私に5式の功法を教えてくれて、私もパソコンで師父の動作について学びました。

 法を学ぶ当初、私は、本を3、4ページ読めばすぐに眠たくなり、また、一段落を読んで理解できなければ、そこを繰り返して読むようにしていて、とても時間がかかりました。その後、私はパソコンから師父の広州での説法をダウンロードして、一日二講を確実に聞くようにしました。そのようにしてから、上達がとても早くなりました。

 私は『轉法輪』を四回読み終わってから、法を聞くようにしました。私は更に多く法を学んでいる中で、自分の人間関係が以前よりずいぶん改善されたことに気付きました。また闘争心、嫉妬心も以前ほど強くなくなり、さらに、風邪も以前より引かなくなりました。今、私は何をしても、他人を優先に考えるようにし、できるだけ大法の要求に従って身を処するようにしています。しかし、私はまだ発正念をしたことはありません。香港の方が私に教えてくれましたが、私はまだやっていません。真相を伝える時も、まだ恐れており、まだ親しい友達にしか話していません。

 師父は「忍び難きは忍びうる。行ない難きも行ないうる」 [1]とおっしゃっています。私は今、困難に遭えば、いつも自分に、師父のこのお言葉を言い聞かせて、自分にもっとしっかり行うよう励ましています。師父の広州での説法を拝聴することを通して、私は「法をしっかり学んで始めて三つのことをしっかり行うことができる」と悟りました。私は必ず執着心を取り除き、真善忍の基準に基づいて行っていきたいと思います。

 注:
 [1] 李洪志先生の著作『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/24/303530.html)
 
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